MITSUBISHI 新型アウトランダー世界デビュー!

車種別・最新情報 [2021.03.09 UP]

MITSUBISHI 新型アウトランダー世界デビュー!

2022年モデルとなる新型アウトランダー(北米仕様)が発表された。早速ミツビシのフラッグシップSUVの進化度を探ってみよう。

※写真はすべて北米仕様

コンセプトは「威風堂々」

icon MITSUBISHI 新型アウトランダー [北米仕様]

北米仕様のグレード体系はSE/SELの2タイプをベースに発売記念仕様などを設定する。

●北米仕様グレード
【SE】【SE LAUNCH EDITION】
【SEL】【SEL Touring】【SEL LAUNCH EDITION】

定評ある4WD性能等の美点を受け継ぎつつ刷新

 アウトランダーは”SUVのミツビシ“を体現するフラッグシップだ。日本国内では’05年に登場したモデルが初代だが、海外向けの初代は’01年に導入された当時のエアトレックの輸出版だ。北米市場にも’02年に上陸している。以来3世代で約260万台が販売され、世界で好評を得ている。

 かつてRVブームを牽引したパジェロのような本格オフローダーではなく、乗用車ベースのクロスオーバーSUVだが、今やそれが世界の潮流。歴代アウトランダーは優れたボディ剛性や足回り、ミツビシ得意の電子制御4WDシステムなどによって、本格オフローダーと遜色ない走破性と、オンロードでの上質な走りを両立させて高く評価されてきた。

 新型アウトランダーもそうした美点を受け継ぎながら進化を遂げる。商品コンセプトは「威風堂々」。日本人には何の説明もいらないが、新型の誕生を告げるミツビシの海外向け英文リリースにも、冒頭に「I-Fu-Do-Do」とローマ字で記されている。

 そのエキゾチックな日本語がどのような様子を表しているのか興味を持ってもらい、現地メディアなどで解説されることも、大切なコミュニケーションなのだろう。

2021年2月17日(日本時間)、WEB配信でお披露目!!

アメリカ、カナダ、プエルトリコで2.5L直4+CVTを4月に発売

 ティザー公開のチラ見せを経て、Amazon Live のストリーム配信でワールドプレミアされた新型アウトランダー。発表内容は日産の2.5L直4直噴・PR25DDエンジンを搭載する北米仕様についてのみで、現時点では他の仕向地やPHEVについての言及はない。

  • icon NISSAN ローグ (北米)

    PR25DDエンジンは、日産の北米向けSUV・ローグ等にも搭載。

デザイン/パッケージング

たくましく スポーティな最新デザインをまとう

 威風堂々という商品コンセプトは、新型アウトランダーの外観をひと目見れば伝わってくる。

 デザインコンセプトは「BOLD STRIDE(ボールドストライド)」=逞しく大股の歩み。ドライバーが自信をもって新しい一歩を踏み出せる力強さや頼もしさを表現した造形という。

 現行型アウトランダーでも’15年のマイナーチェンジ時から採用されたミツビシの新しい顔、「ダイナミックシールド」は、より精悍な次世代デザインへと進化。ヘッドランプは現行デリカD:5と同様に、グリルの外側に配置された存在感のあるLEDだ。

 上級グレードでは20インチの大径ホイールを履く足回りに見合った、ワイド感を強調する逞しいフェンダーは、どっしりとした安定感を醸し出す。一方、水平基調のキャラクターラインや薄く見せるルーフなどは、今にも走り出しそうな俊敏さを予感させる。

 北米市場がメインとなるモデルらしく、現地で求められる折り畳み式の3列目シートを備えた室内空間は拡大され、ドライビングポジションもきめ細やかに見直されて快適性を向上させている。

エクステリア

個性的なフェイスデザインと重厚かつ軽やかなフォルム

 グリル上端から左右に伸びる灯火は、デイタイムランニングランプとターンランプ。ヘッドランプはその下に独立して配置されて、路面を明るく照らすとともにワイド感を強調している。プロポーションはどっしりとした重厚な下半身と、薄いルーフの対比が個性的。

icon 新型

デザインは路線キープではなく、フェイスデザインの変更などでイメージを 一新している。

icon 現行型

インテリア/ユーティリティ

水平基調のシンプルで機能的なインパネ周り

 インパネのデザインも水平基調。広々感を演出するとともに、SUVにおいては不整路面などにおいて傾斜角がわかりやすいという機能性もある。フロントシートは2層のウレタン構造で、座った瞬間から座り心地が良く、長時間のドライブでも疲れにくいものとしている。

icon 新型

  • icon 現行型

    新型と比較すると現行型はインパネ中央に重心を置いてデザインされている。

車体寸法/室内寸法ともに拡大。2層ウレタンのフロントシートを採用するなど、よりくつろげる居住空間としている。

ステアリングやシートの調整幅を拡大。体格を問わずベストなドラポジを提供する。

  • 操作系はデザイン性と操作性がともに向上。ハンドルの握り部分は厚みをアップ。

  • 2-3-2の2、3列目を倒せばフラットな荷室に。荷室床面とバンパーの段差が生じないため、荷物の積み降ろしも楽だ。

メカ/装備

2.5L直4直噴+CVTやマイパイロットを搭載

 今回発表された新型はガソリン車のみ。搭載されるのは日産製の2.5L直噴エンジンで、従来車に対して最高出力で約8.9%、WLTCモードの燃料消費率で約2.6%の向上を果たしているという。なお、同社の中期経営計画には現行型でも好評なPHEVモデルの登場も明記されている。

 トランスミッションは8速スポーツモード付CVTで、加速時に多段ATのようなメリハリの利いた変速をするステップシフト制御を採用。高効率なだけでなく、スポーティな走りにも応えている。

 駆動方式は2WDと4WDを用意。4WDの前後トルク配分を担うセンターカップリングには、従来のメカニカル式に替えて電動モーターによる油圧式を採用し、後輪へのより素早いパワーの伝達を実現させている。

 もちろん、車両姿勢や運転操作に応じて4輪の駆動力と制動力を繊細に制御し、高度な運動性能を実現するミツビシ自慢の車両運動統合制御システム「S-AWC」も搭載。2WD車にも前後輪を分散制御する「ブレーキAYC」を実装して、高い操縦安定性を実現させているというから楽しみだ。

  • 環状構造を採用した高剛性なプラットフォームで操安性や衝突安全性を高めている。

●PR25DDエンジン

  • 従来の2.4L直4・4J12エンジンから出力、燃費、環境性能がアップ。ミッションは8速スポーツモード付CVTだ。

  • 電子制御式4WDのリヤセンターカップリングは油圧直押しクラッチに変更されている。

  • ●TSA

    運転支援も充実。マイパイロットのほか、トレーラースタビリティアシストも搭載。本格レジャーも安心だ。

  • ●ドライブモード

    エコ/ノーマルのほか、ターマック/グラベル/スノー/マッドの各モードが用意されている。

  • ●12.3インチフルデジタルドライバーディスプレイ

    多彩な表示機能を持つ全面液晶メーター。ほかに2眼メーター+7インチ液晶タイプもある。

北米仕様カラーバリエーション

  • 外板は新色を含む全9色 内装は3系統6タイプ

     ボディカラーは新色のブラックダイヤモンドなどモノトーン系のみ。インテリアはモノトーン系のほかオプションでブラウンレザーを設定している。

【SCOOP】国内デビューは秋頃、PHEVも

【現行型】●PHEVイメージ

 気になる国内発売については未発表だが、秋頃になる模様。また、’22年(会計年度)デビューに向けPHEVモデルも開発中で、国内販売はこちらがメインとなる見込みだ。

●文:横田 晃

提供元:月刊自家用車

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