車種別・最新情報
更新日:2021.01.07 / 掲載日:2020.12.04
ミツビシ、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」をマイナーチェンジ【改良新型】

三菱自動車工業は12月4日、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」をマイナーチェンジし発売した。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアは「Daring Grace(大胆にして、優雅)」のデザインコンセプトをもとに一新し、フロントは各種ランプレイアウトの変更、バンパー下部のスキッドプレートなど、より精悍でスポーティな表情、リヤは流れるようなシルエットとなるシングルガラスに変更、三方向に延びる立体的なリヤランプ、バンパー下部のスキッドプレートなど、強さや頑丈さを表現したスタイルとなっている。インテリアは、ブラック基調とし、エンボス加工のスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートを一部グレードに採用したほか、メーカーオプションの本革シートは従来のブラックに加えてライトグレーを新設定した。ボディカラーは、新たに追加したホワイトダイヤモンドを含む全7色を用意する。
ラインナップには、新たにPHEVモデルを追加した。このPHEVモデルは、アウトランダー PHEVに搭載しているPHEVシステムを採用し、エクリプス クロスに合わせて制御を最適化させ、EV走行の航続距離は最長57.3km(WLTCモード燃費)を実現している。走行モードは、駆動用バッテリーの電力でモーター駆動する「EV走行モード」、エンジンで発電した電力でモーター駆動する「シリーズ走行モード」、エンジンで発生した動力で走行しモーターがアシストする「パラレル走行モード」の3つのモードを備える。リチウムイオンバッテリーへの充電は、AC100V/200Vの普通充電、急速充電に対応し、機器などに給電する100V AC電源(最大1500W・「M」グレードはメーカーオプション)、建物/家屋に給電するV2H(Vehicle to Home)用DC電源(最大10kW・満タン&満充電で、一般家庭での1日当たりの使用電力量を約10kWh/日とすると、最大約10日分に相当する電力を供給できる)の災害時などに便利な外部給電の機能を搭載する。
走行面では、ガソリンモデルの4WD車、PHEVモデルに車両運動統合制御システム「S-AWC(Super-All Wheel Control)」を搭載し、ガソリンモデルは前後輪への最適なトルク配分を行う電子制御4WD、PHEVモデルは伝達ロスがなく自由自在に前後駆動力配分を行うツインモーター4WDをベースに、アクティブヨーコントロール[AYC]、アクティブスタビリティコントロール[ASC]、ABSを組み合わせて4輪の駆動力&制動力を制御するとともに、「ノーマル」「スノー」「グラベル」「ターマック(PHEVモデルのみ)」のドライブモードにより、あらゆる路面状況で優れた操縦安定性を実現することができる。
装備面では、Apple CarPlay、Android Autoなどの機能を備えた8インチディスプレイの「スマートフォン連携ナビゲーション」、エクリプス クロス専用設計した「ミツビシパワーサウンドシステム(8スピーカー)」などを採用している。


コンビネーションシート

本革シート(ブラック)

本革シート(ライトグレー)

PHEVシステム

100V AC電源スイッチ

スマートフォン連携ナビゲーション

ミツビシパワーサウンドシステム(8スピーカー)
エクリプス クロスのラインナップ
ガソリンモデル
M



G



G プラス パッケージ



PHEVモデル
M



G



P



エクリプス クロスのボディカラー
ホワイトダイヤモンド ※
レッドダイヤモンド ※
ライトニングブルーマイカ
ブロンズメタリック
スターリングシルバーメタリック
チタニウムグレーメタリック
ブラックマイカ
※は有料色、税込み価格は7万7000円。
エクリプス クロスの車両本体価格
