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更新日:2020.08.07 / 掲載日:2020.08.07
メルセデス・ベンツ、「メルセデス AMG GT」を一部改良し、特別仕様車を発表

メルセデス AMG GT

メルセデス AMG GT ロードスター
メルセデス・ベンツ日本は8月5日、AMGのレーシングスピリットが注がれたスパルタンなスポーツカー「メルセデス AMG GT」を一部改良するとともに特別仕様車「メルセデスAMG GT Night Edition」を発表し、予約注文の受付を開始した。なお、納車は2021年第一四半期から順次予定となっている。
メルセデス AMG GT
メルセデス AMG GT ロードスター
主な変更点
●V型8気筒エンジン「M178」のパワーアップ(GT/GTロードスター)

「M178」エンジン
AMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M178」の最高出力は従来モデル比+40kW (+54PS)の390kW (530PS)、最大トルクは従来モデル比+40N・mの670N・mへと大幅なパワーアップを達成している。

●AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションを標準装備 (GT/GTロードスター)

AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション
電子制御ダンピングシステム搭載の「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」を標準装備。「C(Comfort)」、「S(Sport)」、「S+(Sport Plus)」の3つのサスペンションモードが用意され、走行状況に応じた減衰特性の調整が可能となっている。また、モータースポーツの技術が直接フィードバックされたダブルウィッシュボーン式サスペンションにより、正確無比なハンドリングを実現。各部を鍛造アルミニウム製とすることで、ばね下重量の軽減と高剛性を両立している。
●電子制御式 AMG リミテッド・スリップ・デフを標準装備(GT/GT ロードスター)
駆動輪のグリップをさらに高め、限界におけるコーナリング速度を高める電子制御式のリミテッド・スリップ・デフを標準装備。多様な走行状況や路面の摩擦係数に対応し、加速時とアクセルオフ時に可変的にロッキング効果を発揮する。
●フロントブレーキを強化(GT/GT ロードスター)

強化コンポジットブレーキシステム
パワーアップに伴い、フロントブレーキにベンチレーテッド式ドリルドディスク(ディスク径:390mm)を備える強化コンポジットブレーキシステムを採用。ハイパフォーマンスに対応する制動力と耐フェード性、優れた応答性を発揮する。リアのブレーキディスク径は360mmだ。
●レーダーセーフティパッケージを標準装備(GT/GT ロードスター/GT R)
メルセデス・ベンツの基本価値である「セーフティ&コンフォート」を体現する安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を全モデルに標準装備。このパッケージには、最適な車間距離を自動で維持するとともに先行車が停止した場合は減速して停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピング アシスト」、危険を察知した際に安全装備の効果を最大限に高める「PRE-SAFE(プレセーフ)」などが含まれる。
●外装色に新色を追加(GT 全モデル)
外装色にオブシディアンブラックとハイテックシルバーを追加。なお、従来のイリジウムシルバー、イリジウムシルバーマグノ、マグネタイトブラック、AMGソーラービームは廃色となった。
ラインナップ・車両本体価格
メルセデス AMG GT
メルセデス AMG GT ロードスター

※: 従来ラインアップにあったメルセデスAMG GT SおよびGT S ロードスターは廃止。
特別仕様車「メルセデスAMG GT Night Edition」


今回の一部改良を記念した特別仕様車「メルセデスAMG GT Night Edition」は、全国限定40台(クーペ合計35台、ロードスター5台)を販売。内外装をブラックを基調とした色で統一し、特別デザインのカーボンファイバールーフ(クーペのみ)や特別マットブラックペイントの19/20インチAMG Yスポークアルミホイール、センターコンソールの“NIGHT EDITION”専用バッジなどの専用装備を装着している。外装色は、クーペはオブシディアンブラックとグラファイトグレーマグノの2色、ロードスターはグラファイトグレーマグノを用意する。

