ポルシェ、限定車「911 タルガ 4S ヘリテージデザイン エディション」を発表

ポルシェ ジャパンは6月2日、限定車「911 タルガ 4S ヘリテージデザイン エディション」を発表し、同日から予約受注を開始した。この限定車は、「911 タルガ 4S」をベースに、1950年代、1960年代初頭のデザインエレメントを取り入れたモデルで、エクステリアはタルガバーのTargaなどのエンブレムにゴールドカラーのアクセント、ラゲッジコンパートメントグリルにポルシェ 356が10万kmを走行した際に授与されたバッジを連想させるポルシェヘリテージバッジを装着し、フロントフェンダーに槍型グラフィック、サイドにスタートナンバー（ナンバーは選ぶことができる）、ポルシェの文字をホワイトカラーでデザインしている。

インテリアは、ボルドーレッドレザー＆アタカマベージュOLEAクラブレザー、ブラックレザー＆アタカマベージュOLEAクラブレザーから選べる2種類のツートンレザーインテリアを設定し、シートとドアトリムにポルシェ 356に使用されていたコーデュロイ（限定車はアタカマベージュのコーデュロイ）、メーター内のレブカウンターとストップウォッチにグリーンカラー照明などを採用したほか、ダッシュボードトリムにはシリアルナンバーを刻印したゴールドカラーのエンブレムを備えている。

さらに、ボンネット、ホイールセンターキャップ、ステアリングホイール、車両キーなどには、1963年のポルシェ クエストを採用し、ボディカラーは専用色のチェリーメタリックを含む全5色を設定した。限定台数は992台。

また、この限定車にマッチするクロノグラフの高級機械式腕時計を限定車の台数と同様に992本作成し、この限定車のオーナーのみ購入することができる。