車種別・最新情報
更新日:2020.04.01 / 掲載日:2020.04.01
eKクロス スペース/eKスペース詳報
スーパーハイト軽に実力モデルが仲間入り!MITSUBISHI

(左)eKクロス スペース (右)eK スペース ●文:川島 茂夫 ●写真:奥隅 圭之
MITSUBISHI eKクロス スペース/eK スペース発売日:2020年3月19日 価格帯:139万9200~199万1000円問い合わせ:0120-324-860
eKクロス スペース
659cc直3DOHC52PS/6.1kg・m + モーター2.0kW/40N・mM【CVT】165万5500円/178万7500円G【CVT】177万1000円/190万3000円659cc直3DOHCターボ 64PS/10.2kg・m + モーター2.0kW/40N・mT【CVT】185万9000円/199万1000円
eK スペース
659cc直3DOHC 52PS/6.1kg・m + モーター 2.0kW/40N・mM【CVT】139万9200円/153万1200円G【CVT】154万2200円/167万4200円659cc直3DOHCターボ 64PS/10.2kg・m + モーター 2.0kW/40N・mT【CVT】163万5700円/176万7700円
装備&機能も申し分なしキャラだけのモデルにあらず
軽自動車は「キャラ」が重要である。適応用途とカテゴリーの基準に沿うだけでは、没個性にしか映らない。親しみやすさを軸にしたファミリー路線を基本とするスーパーハイト軽にしても、その原則は例外ではなく、個性化が進んできた。そんな最近の流れの中で注目されるのが、新型eKクロス スペースとeKスペースである。 標準系となるeKスペースは、タントのような1BOX型ミニバンを思わせるスタイルだが、eKクロス スペースはデリカD:5譲りのSUV的なルックスが与えられた。スーパーハイト軽に求められる「ファミリーユース」という原則を押さえつつも、ミニバン的プレミアムと、SUV的レジャー感覚を上手に住み分けた2モデルは、最近のトレンドに上手に対応していると言えるだろう。 また先進運転支援機能の充実も注目ポイントの-つ。具体的にはACCやLKAの採用により長距離適性が向上している。車高があって重心が高いため走りを武器とするモデルではないが、長距離やレジャーユースにもある程度は適応することができるようになったのだ。 キャラ勝負のモデルと思いがちだが、中身も相当仕上げられたスーパーハイト軽、なのである。
打倒N-BOXを掛け声に、有力モデルが続々と参戦しているスーパーハイト軽。この新型eKクロス スペース/eKスペースも大きな注目を集めるのは間違いなさそうだ。
迎え撃つライバルはいずれも実力モデルが揃う
スーパーハイト軽を代表するクラスを代表する人気者
HONDA N-BOX 価格帯:141万1300~212万9600円
スーパーハイト軽を代表するクラスを代表する人気者
軽自動車クラスに、ACCやLKAなどの先進の運転支援機能をいち早く投入したパイオニア。現行型は2017年デビューとなるが、ユーティリティも走りも未だにトップクラス。その魅力はまったく色褪せていない。
充実の装備&機能を武器に登場した打倒N-BOXの大本命モデル
DAIHATSU タント 価格帯:124万3000~197万4500円
充実の装備&機能を武器に登場した打倒N-BOXの大本命モデル
2019年夏にデビューした現行型は、-時、軽自動車登録台数ナンバー1の座をN-BOXから奪還した実力モデル。新世代シャシーやパワートレーン、最先端の運転支援機能など、現代の軽自動車に求められる全てを備える1台だ。
使い勝手の良さはピカイチ スズキらしい真面目な実用車
SUZUKI スペーシア 価格帯:135万8500~194万3700円
使い勝手の良さはピカイチ スズキらしい真面目な実用車
スズキの軽らしい実用性に富んだ設計が見所。シャシー&パワートレーンや安全装備は新世代型を採用するが、ライバル勢に比べると運転支援の弱さが玉にキズ。レジャー風に仕上げたスペーシアギアの存在も見逃せない。