ジャガー、ピュアスポーツカー「F タイプ」をマイナーチェンジ

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは1月9日、ジャガーのピュアスポーツカー「F タイプ」をマイナーチェンジし、同日から予約受注を開始した。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを刷新し、グロスブラックメッシュ仕上げのフロントグリル、力強く印象的なクラムシェルボンネット、スリムなLEDヘッドライト、新しくジャガーのリーパーロゴを配したサイドベント、電気自動車「I ペイス」から導入しているLEDシケインシグネチャーライトを備えたリヤエンドを採用している。インテリアは、12.3インチのインタラクティブドライバーディスプレイを標準装備するとともに、グローブボックスのボタン、センターコンソールフィニッシャー、シートベルトガイドには、ジャガーの設立年を示す「JAGUAR Est. 1935」のデザインを施している。

最上級グレード「R クーペ」「R コンバーチブル」は、5.0L V8スーパーチャージドガソリンエンジンの最高出力を550PSから575PSに向上し、0-100km/h加速は3.7秒を実現するとともに、スポーツサルーン「XE SV PROJECT 8」の開発過程で得られたクイックシフトトランスミッション技術を取り入れ、スポーツシフト、パドルシフト操作によりクイックなレスポンス、改良したサスペンションを採用することで、スポーティな走りを向上させたほか、Rのデザインをエッチング加工したエキゾーストパイプ、リーパーロゴ付きヘッドレストなどを標準装備している。

さらに、発売初年度（1年間の限定生産）のみの限定グレード「ファースト エディション」を設定した。このモデルは、3.0L V6スーパーチャージドガソリンエンジンを搭載した「R-ダイナミック クーペ」「R-ダイナミック コンバーチブル」をベースに、ダークサテングレーのエクステリアデザインパック、ブラックのコントラストルーフ、20インチホイール、ウィンザーレザーシート、ファースト エディションのトレッドプレートなどを採用している。2.0L直4INGENIUMガソリンエンジン（最高出力300PS／最大トルク400N・m）、3.0L V6スーパーチャージドガソリンエンジン（最高出力380PS／最大トルク460N・m）、5.0L V8スーパーチャージドガソリンエンジン（最高出力575PS／最大トルク700N・m）の3種類のエンジンを用意し、クーペモデルを6グレード、コンバーチブルモデルを4グレード、全10グレードをラインナップ。