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更新日:2019.12.26 / 掲載日:2019.12.21

トヨタ、「新型ヤリス」を発表

Z(左)、ハイブリッド G(中央)、ハイブリッド Z(右)

この記事の目次

トヨタ自動車は、コンパクトカー「新型ヤリス」を発表し、ガソリン車の2WD車、ハイブリッド車を2020年2月10日、ガソリン車の4WD車を2020年4月(予定)から発売する。9年ぶりにフルモデルチェンジした4代目となる新型は、国内モデル名「ヴィッツ」、グローバルモデル名「ヤリス」と分けていた車名を「ヤリス」へと車名を統一し、スポーティな外装、新開発のコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)、新開発の1.5L直3ダイナミックフォースエンジン、最新の安全運転支援システム、ディスプレイオーディオなどを採用している。

3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ

3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(LEDターンランプ点灯)

3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト点灯)

デジタルメーター

アナログメーター

運転席レイアウト

メカニズム

ボディは、新開発のコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽量、高剛性、低重心なボディを実現している。

パワートレーンは、ガソリン車が改良を施した1.0L直3DOHCエンジン(最高出力69PS/最大トルク9.4kg・m)、新開発の1.5L直3DOHCエンジン(最高出力120PS/最大トルク14.8kg・m)、ハイブリッド車が新開発の1.5L直3DOHCエンジン(最高出力91PS/最大トルク12.2kg・m)+フロントモーター(最高出力80PS/最大トルク14.4kg・m)+リヤモーター(4WD車のみ・最高出力5.3PS/最大トルク5.3kg・m)の新世代ハイブリッドシステムを搭載し、トランスミッションは1.0Lのガソリン車が小型軽量化した自動無段変速機(Super CVT-i)、1.5Lのガソリン車が6速マニュアル(2WD車のみ)、スムーズでダイレクトな加速を実現するギヤ機構付自動無段変速機(Direct Shift-CVT)、ハイブリッド車が電気式無段変速機を組み合わせる。

ハイブリッド車は、トヨタのコンパクトカー初のE-Four(電気式4WDシステム)を採用し、力強くシームレスな走りとともに、ガソリン乗用車のコンパクトクラス世界トップレベル(トヨタ調べ)となるWLTCモード燃費36.0km/L(ハイブリッド Xの2WD車)の低燃費を実現している。

足回りは、フロントはマクファーソンストラット式、リヤは2WD車がトーションビーム式、4WD車がダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用している。

コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)

マクファーソンストラット式フロントサスペンション

  • トーションビーム式リヤサスペンション(2WD車)

  • ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション(4WD車)

ユーティリティ

リヤシートは、6:4分割可倒式を採用し、ラゲッジにはフラットになる上段、背の高い荷物の積載に対応した下段の、2段式の荷室床面の高さ調節機能を備えたアジャスタブルデッキボード(グレード別設定)を搭載している。

収納スペースは、センターオープントレイ、フロントコンソールボックス、助手席オープントレイ、助手席グローブボックス、助手席シートバックポケット(グレード別設定)、カップホルダー(フロント2個)、フロント・リヤドアポケット&ボトルホルダー[1本付](両側)などのほか、助手席には傘などを置くことができる買い物アシストシート(グレード別設定)を設定している。

ラゲッジルーム

ラゲッジルーム(リヤシート片側倒し時)

ラゲッジルーム寸法

アジャスタブルデッキボード

アジャスタブルデッキボード(上段)

アジャスタブルデッキボード(下段)

【収納スペース】

  • センターオープントレイ

  • フロントコンソールボックス

  • 助手席オープントレイ

  • 助手席グローブボックス

  • 助手席シートアンダートレイ

  • 助手席シートバックポケット

  • カップホルダー(フロント2個)

  • フロント・リヤドアポケット&ボトルホルダー[1本付](両側)

買い物アシストシート(助手席)

主な装備

先進安全装備は、左右折後の横断歩行者も検知するプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、オートマチックハイビーム(AHB)、ロードサインアシスト(RSA)などをセットにした予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]、トヨタ初の高度駐車支援システム「トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)]」など、最新の安全運転支援システムを採用している。

快適装備は、コンライト(ライト自動点灯・消灯システム/ランプオートカットシステム)、シートが回転しながらチルトする「ターンチルトシート」、シートヒーター(運転席・助手席)などのほか、ヘッドランプのLEDクリアランスランプはクルマのロックを解除した時にランプが点灯する「おむかえ照明機能」を備えている。さらに、ハイブリッド車には、災害時にも便利なアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/1個)をメーカーオプションで用意する。

エンターテインメント装備は、スマホのナビアプリ、音楽などをディスプレイで操作&利用することができる「ディスプレイオーディオ[ディスプレイサイズはX Bパッケージ、X、ハイブリッド Xは標準で7インチ(8インチはメーカーオプション)、G、Z、ハイブリッド G、ハイブリッド Zは8インチ]」を全車標準装備し、Apple CarPlay、Android Autoへの対応はTVとセットでオプションサービス(T-Connectの契約が必要)として設定したほか、従来の使い慣れたナビ機能などを搭載した「エントリーナビキット」「T-Connectナビキット」をディーラーオプションで用意する。

ヘッドランプのLEDクリアランスランプのおむかえ照明機能

  • ターンチルトシート

  • ターンチルトシートの回転レバー

  • アクセサリーコンセント(AC100Vスイッチ)

  • アクセサリーコンセント(ラゲッジルーム内)

ディスプレイオーディオ

主なラインナップ

icon Z系グレード

ハイブリッド Z

ハイブリッド Z

Z

Z

icon G系グレード

ハイブリッド G

ハイブリッド G

G(1.5L)

G(1.5L)

G(1.5L)

G(1.5L)

icon X系グレード

ハイブリッド X

X(1.5L)

X(1.5L)

X(1.5L)

X(1.5L)

X Bパッケージ

X Bパッケージ

X Bパッケージ

X Bパッケージ

ボディカラー

  • スーパーホワイト2

  • ホワイトパールクリスタルシャイン ※1

  • シルバーメタリック

  • ブラック

  • ボルドーマイカメタリック

  • センシュアルレッドマイカ ※1

  • アイスピンクメタリック

  • コーラルクリスタルシャイン ※1

  • アバンギャルドブロンズメタリック

  • サーモテクトライムグリーン ※2

  • ダークブルーマイカメタリック

  • シアンメタリック

  • ホワイト×ブラック(ツートーン)※3

  • ホワイト×センシュアルレッドマイカ(ツートーン)※4

  • ブラック×シアンメタリック(ツートーン)※3

  • ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック(ツートーン)※3

  • ブラック×コーラルクリスタルシャイン(ツートーン)※4

  • ブラック×アイスピンクメタリック(ツートーン)※3

※はメーカーオプション、税込み価格は※1が3万3000円、※2が4万4000円、※3が5万5000円、※4が7万7000円。

icon ウェルキャブ(福祉車両)

35kgまでの車いすをラゲッジルームへ電動で収納することができる「車いす収納装置付車」の1モデルをラインナップ。2種類の仕様を用意し、タイプ1は助手席ターンチルトシート、タイプ2は運転席&助手席ターンチルトシートを標準装備している。

車いす収納装置付車 タイプ1

車いす収納装置付車 タイプ2

主要諸元・ラインナップ・車両本体価格

【主要諸元】

X(1.0L)
●全長×全幅×全高(mm):3940×1695×1500●ホイールベース(mm):2550●車両重量(kg):940●駆動方式:FF●パワートレーン(最高出力/最大トルク):996cc直3DOHCエンジン(69PS/9.4kg・m)●トランスミッション:自動無段変速機(Super CVT-i)●WLTCモード燃費 (km/L):20.2●燃料タンク容量(L):40[レギュラー]●最小回転半径(m):4.8

Z(1.5L・6MT車)
●全長×全幅×全高(mm):3940×1695×1500●ホイールベース(mm):2550●車両重量(kg):1000●駆動方式:FF●パワートレーン(最高出力/最大トルク):1490cc直3DOHCエンジン(120PS/14.8kg・m)●トランスミッション:6速マニュアル●WLTCモード燃費 (km/L):19.6●燃料タンク容量(L):40[レギュラー]●最小回転半径(m):5.1

G(1.5L・CVT車)
●全長×全幅×全高(mm):3940×1695×1500<1515>●ホイールベース(mm):2550●車両重量(kg):1000<1010>●駆動方式:FF/4WD●パワートレーン(最高出力/最大トルク):1490cc直3DOHCエンジン(120PS/14.8kg・m)●トランスミッション:ギヤ機構付自動無段変速機(Direct Shift-CVT)●WLTCモード燃費 (km/L):21.4<19.2>●燃料タンク容量(L):40<42>[レギュラー]●最小回転半径(m):4.8<5.1>

ハイブリッド Z
●全長×全幅×全高(mm):3940×1695×1500<1515>●ホイールベース(mm):2550●車両重量(kg):1090<1180>●駆動方式:FF/4WD●パワートレーン(最高出力/最大トルク):1490cc直3DOHCエンジン(91PS/12.2kg・m)+フロントモーター(80PS/14.4kg・m)+リヤモーター(4WD車のみ・5.3PS/5.3kg・m)●トランスミッション:電気式無段変速機●WLTCモード燃費 (km/L):35.4<30.2>●燃料タンク容量(L):36[レギュラー]●最小回転半径(m):5.1

※<>の数値は4WD車。

【ラインナップ・車両本体価格】

※北海道、沖縄のみ価格が異なる。価格にはリサイクル料金は含まれない。
※車いす収納装置付車の定員(人)は、車いすを収納時には2名乗車となる。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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