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更新日:2018.10.19 / 掲載日:2018.10.09
話題の新世代クロスオーバーがついに登場!LEXUS UX

まもなく日本上陸を果たすレクサスUX。人気沸騰の新世代レクサスモデルゆえに前評判も高く大きな話題を集めているが、まずは欧州仕様車の情報が飛び込んできた。多くのユーザーが気になる走りの実力はどれほどなのか?
文:山本シンヤ 写真:レクサス
10月発売のレクサスESには量産車、世界初となるデジタルアウターミラーを採用
10月にはUXに先んじてアッパーミドルセダンのESが発売。小型カメラのデジタルアウターミラーが量産車としては世界で初めて採用される。ESは走りのみならず装備の面でも最先端が注がれるモデルでありそうだ。
車両のフロントドア外側のカメラで撮影した車両左右後方の映像を、フロントピラー部に設置された5インチディスプレイに表示。
夜間や雨天でもクリアな映像で後方を視認しやすいなど、近未来感のみならず、実用性にも富む装備だ。
ナリは小さくとも本格ラグジュアリー、その実力、侮り難し
全身くまなく最新仕様、単なる末っ子にあらず
1989年にトヨタのプレミアムブランドとして発足した「レクサス」。日本には2005年から展開をスタートしている。当初は「高級なトヨタ車」と言われ苦戦を強いられたが、ハード&ソフトの充実に合わせて認知度や評価も上がり、2018年3月時点で累計販売台数50万台を達成している。
実はこれに大きく貢献しているのがプレミアムクロスオーバーSUVの存在だ。今や世界中のプレミアムブランドが参入する市場だが、実はレクサスはその世界を切り開いた存在であり、1998年に「高級セダン×クロスオーバーSUV」のコンセプトを掲げて登場したRXがその元祖である。
RXは発売直後から爆発的にヒットし、レクサスの販売台数をけん引するエースへと成長を遂げた。2014年には弟分となるNXが登場しシリーズを強化。そして、その末っ子として新たに導入されるのがUXである。
2018年3月に開催されたジュネーブモーターショーで世界初公開され、日本では今年11月末に発売を予定しているが、今回スウェーデン・ストックホルムで欧州仕様車の試乗を行なってきた。
シリーズの末っ子ではあるものの、いわゆるドイツ勢のような大・中・小ではなく、UXは独自の個性が与えられている。UX=アーバンクロスオーバーを意味しており、オフロードよりも都市での使い勝手にこだわったパッケージが与えらえれている。レクサスにはハッチバックのCTも存在するが、すでに登場から7年が経過し後継モデルの噂もないことから、実質的にはそのポジションも担う。
運転席に座ると目線は高いが着座姿勢は低め。コクピット感覚が強くスポーティだが、視界は良いという不思議な感覚だ。
ハイブリッドも走り最優先、まさに“電動ターボ車”だ
その走りはSUVと言うよりも、目線の高いスポーティハッチである。ただ、足を固めてスポーティではなく、足を動かして正確に動くといった素性の良さを感じる。操作に対する応答遅れのなさや正確なクルマの動きはもちろん、上下方向は良く動くが、横方向は無駄な動きを抑えた素直なハンドリングで、ランフラットタイヤながら高い快適性を実現する。
サスペンションはベースモデルはコンベンショナルなダンパー+215/60R17(ブリヂストン・トゥランザ)、上位グレードとなるラグジュアリーとFスポーツには、減衰力電子制御のリニアソレノイドAVS+リヤパフォーマンスダンパー+225/50RF18(ダンロップSPスポーツMAXX・ランフラット)の組み合わせだ。UXのキャラクターを考えると、前者はハンドリング/乗り味共に全体的に大味なのが残念。オススメはレクサスが目指す「スッキリと奥深い走り」を実現している後者だ。
パワートレーンは、2L直噴+CVTのガソリン車と、2L直噴+モーターのハイブリッド車の2つが選べる。ガソリン車はダウンサイジングターボ並みの豊かなトルクを持ち、レッドゾーンの6800rpmまでスッキリ回るフィーリング。ダイレクト感や応答性の良さ、変速追従性も備えたCVTのおかげもあって、スペック以上にスポーティな印象を受ける。
ハイブリッド車は、従来は非力なエンジンをモーターが補うイメージだったが、UXの場合は十分な実力を持つエンジンにモーターを上乗せする印象。例えるならば「電動ターボ」のような力強さを持つ。車速とリンクした伸びのある加速感は、日常走行のほとんどでハイブリッドを意識することはない。どちらのユニットも甲乙つけがたいが、オススメはハイブリッドだ。
UXは次世代レクサスを身近に体感できる入門モデルながら、扱いやすいボディサイズやパッケージ、走りの良さも含めて、日本でもヒットしそうな予感がする。
LEXUS UX250h

UXには2つのパワートレーンが用意されるが、上位グレードと目されるのが、2Lハイブリッドを搭載するUX250hだ。試乗したのは標準ダンパー仕様のベースモデルだが、FCD(フリクションコントロールデバイス)やパフォーマンスロッドなどの走りの質感を高める機能装備が満載。クルマの実力を図るにはもってこいのモデルだ。
■主要諸元(UX250h)※欧州仕様プロトタイプの数値
●全長×全幅×全高:4495×1840×1520mm
●車両重量:1540kg
●パワートレーン:1987cc直4DOHC(146PS/18.4kg・m)+モーター(80kW/202N・m)
●最高速:177km/h
●0-100km/h加速性能:8.5秒
●使用燃料:43L【プレミアム】
全幅こそ1840mmとグローバルサイズだが、全長4495mmの手頃なパッケージと舵角が大きいハンドリングのおかげもあって、取り回し性能はすこぶる優秀。
狭い市街路をまったく苦にしない。日本市場にまさにジャスピンだ。
UX250hに搭載するパワーユニットはレクサス初の2L直4+モーターの最新ハイブリッド。省燃費性能向上に加えTHS II特有のラバーバンドフィールの低減が図られたスポーツマインドに富んだシステム。
F SPORTは、電子可変制御機構を持つAVS+リヤパフォーマンスダンパーを採用することで足回りを強化したスポーツ系上位グレード。幅広い走行ステージで、よりシャープな走りを楽しませてくれる。
足回りはガチガチではなく、抑揚を効かせたしっとりとした動きを見せる。操舵入力に対しても素早く反応するコントロール性の良さも見所の一つ。エントリーモデルらしからぬ懐の深さを実感できる。
LEXUS UX200 F SPORT

UX200には、レクサス初搭載となる2L直噴NAエンジンと発進時ギヤを内蔵する「Direct Shift CVT」が組み合わされる。従来のCVT車の弱点とされた発進時アクセル踏み込み時のもたつき感が大幅に軽減されるなど、最新モデルにふさわしい完成度を持つ。
■主要諸元(UX200)※欧州仕様プロトタイプの数値
●全長×全幅×全高:4495×1840×1520mm
●車両重量:1460kg
●パワートレーン:1987cc直4DOHC(171PS/21.0kg・m)
●最高速:190km/h
●0-100km/h加速性能:9.2秒
●使用燃料:47L【プレミアム】
走行時に生じる振動を巧みに制御するAVSは、高速走行時にも効果を発揮。
路面のギャップが生み出す微細な衝撃を穏やかに吸収し、安定した姿勢を保つ。ランフラットタイヤであることも意識させない。
Direct Shift CVTの採用により、変速速度は従来比20%ほど向上している。高出力型の2リットルNAエンジンとの相性も高く、2リットルクラスとは思えぬほどパワフル加速を楽しむことができる。
エクステリア

凝縮した塊感と機能美を高いレベルで両立したというUXのスタイリング。前後フェンダーの横への張り出し感を強調する、昨今のクロスオーバーデザインのトレンドも巧みに取り込んでいる。
前後セクションは引き締め気味にし、その分キャビン周りを広く厚く確保するデザイン。全長4495mmのコンパクトサイズの割にはゆとりのキャビンを実現しているのは、この設計思想に寄るところが大きい。
ヘッドライトは3眼LED仕様。デイライト機能付きのクリアランスライトも備える。
ちなみにリヤコンビライトは、空力性向上を狙った機能デザインが採用されている。
フロントグリル形状もベースモデルとF SPORTで差別化される。
ベースモデルは“ブラックメッシュパターン”(左)だが、F SPORT(右)は縦基調のL字ピース型の専用意匠となる。
F SPORTはよりスポーティなコーディネート。
エクスリアは専用バンパー(前後)、専用グリル、漆黒メッキアイテム、専用アルミホイールなどがプラスされる。
アルミホイールは合計4タイプ用意。写真は外周を切削加工することで大きさを際立たせている、18インチの切削光輝+ダークグレーメタリック塗装仕様。
小柄なボディサイズはまさに日本ジャストサイズ
エクステリアは兄貴分のRXやNXとの共通性を持ちながらも、UXならではの独自の世界観を備える。フェンダーのホイールアーチモールやボディの厚みでSUVらしさを演出しているが、コンパクトなキャビンに立体的なスピンドルグリルを含む表情豊かなフロントや、引き締められ凝縮感の高いサイドまわり、そして塊感のある豊満なリヤと、スポーティハッチと言ってもいいくらい精悍だ。
ちなみに、特徴的な形状のホイールアーチモールや左右一体型の翼形状のリアコンビランプは、デザインアイコンだけでなく、実は操縦安定性にも寄与している機能部品の一つでもある。
ボディサイズは全長4495×全幅1840×全高1520mm、ホイールベース2640mmと同クラスのライバルより小さめだが、最小回転半径5.2mという取り回しの良さや、クロスオーバーSUVながらタワーパーキング対応の1550mm以下の全高など、コンパクトといいながら大型化しているモデルが多い中、まさに日本ジャストサイズといってもいいかもしれない。タイヤサイズも17/18インチと無暗に大径化せず、デザインと走りを上手にバランスさせている点も評価したい。
キャビンスペース

インパネ中央部にメインモニターを配置。バネル上面は直線基調の一体型とすることで、前方方向の見晴らしの良さも確保。適度な包まれ感を残しつつも、開放的な雰囲気も巧みにプラスしている。
上下2分割のシートバック意匠は、レクサス上位モデル譲りのデザイン。
シート座面にもクッションを設けることで腰周りをサポートするなど、ホールド性と居心地の良さを巧みに両立している。
インテリアカラー&シートカラーは合計4タイプを設定。
ベースモデルには、ホワイトアッシュとコバルト(写真)を設定。共にレクサス初のカラーパターンとなる。
コンソール上部には10.3型のナビモニターを配置。ナビモニターを含むディスプレイゾーンはドライバー方向に傾斜する。パネル上面は和紙のような質感を表現した素材も用いられる。
上級仕様のラグジュアリーには、ベンチレーション&ヒーター機能も備える本革シートが装着。
シート表面には「刺し子」調デザインが表現されている。
エアコン吹き出し口の下にはエアコン操作スイッチが並列配置される。吹き出し口のレジスターノブにはLED照明が設けられ、夜間時の視認性向上が図られている。
エアコン操作スイッチが並列配置される。吹き出し口のレジスターノブにはLED照明が設けられ、夜間時の視認性向上が図られている。
F SPORTのシート&内装も専用仕様。
スポーツステアリングやパドルシフトが備わるほか、身体の曲線にあわせた理想的なシート凹断面形状を実現する、一体発泡成形型スポーツシートを採用している。
センターコンソールには大型パームレストと、オーディオやナビの操作などを手元で直感的に行うことができる、タッチ式のリモートタッチを配置。
メカニズム&装備 UX250h(2Lハイブリッド車)
ハイブリッド用に新開発された2L直4DOHCエンジンは、小型軽量化に加えて徹底的に損失低減が図られた最新ユニット。エンジン単体でも146PS/18.4kg・mを発揮する。
THS IIシステムは、モーターアシスト量とエンジン回転数の適正制御を行うことで、ラバーバンドフィールを極限まで低減。高応答性を兼ね揃えた俊敏な走りを実現している。
ハイブリッド車にはリヤモーター独立式のE-Fourを設定。小型モーターのため5.3kW/55N・mの出力に留まるが、コンパクトSUVとしては贅沢なシステムを採用している。
GA-Cプラットフォーム

環状構造や高張力鋼板の適正配置など、最新設計が注がれた新世代プラットフォームを採用することで、高剛性かつ低重心なボディを実現。基本性能の底上げに大きく貢献している。
フロント&リヤサスペンション
最新プラットフォームに合わせてサスペンションも新開発。フロントはマクファーソンストラット式、リヤはダブルウィッシュボーン式を採用。
ダンパーにも振動低減と操舵フィール改善を狙ったフリクションコントロールデバイスを追加している。
メカニズム&装備 UX200(2L直噴ガソリン車)
Direct Shift-CVTは、内部構造に発進用ギヤを採用することで、従来のCVTの利点である省燃費性能は損なうことなく、ダイレクトな発進・加速感を実現。
これまでにない素早い変速追従制御が大きな魅力となる次世代CVTだ。
UX200に搭載される2L直4DOHCエンジンは、最新の高速燃焼技術と可変冷却制御システムを採用する新世代ユニット。171PS/21.0kg・mと同クラスのターボユニット顔負けの高出力を発揮。
Lexus Safety System+(レクサス・セーフティシステム・プラス)

対歩行者検知機能や全車速型ACC&レーントレーシングアシスト(LTA)などを備える最新レクサスモデルから搭載が進んでいる新世代予防安全パッケージを設定。検知システムは単眼カメラ+ミリ波レーダーとなる。
ハイブリッドもガソリンNAもレクサス初採用となる最新型
パワートレーンは2種類を用意。ガソリンは171PS/21.0kg・m(欧州仕様車の数値)を誇る自然吸気の2L直噴エンジン。これはダイナミックフォースエンジンと呼ばれる次世代型で、高速燃焼による熱効率向上(最大熱効率約40%)も相まって、クラストップレベルの動力性能と低燃費を実現している。実用域の十分なトルクと高回転までレスポンスをバランスよく両立する。さらにこのエンジンと組み合わされるのがダイレクトシフトCVTで、通常のプーリーとベルトに加えて発進ギヤを追加することで、CVTが苦手としがちなダイレクト感もプラスしている。
ハイブリッド車は2直噴エンジン(146PS/18.4kg・m)+モーター(80kW/202Nm)の組み合わせでシステム出力は178.1PSを発揮。いわゆるTHS IIだが、ラバーバンドフィールも抑える巧みな制御が相まって、従来システムを大きく超える力強さと、全域で伸びのある加速感を実現している。
プラットフォームはプリウスやC-HRなどに採用されているGA-Cがベースだが、高張力鋼板を最適配置したアンダーボディや、左右ドア開口部とバックドア開口部の環状構造などで、実際はUX専用設計となっている。
サスペンションはフロント側はストラット、リヤ側はダブルウィッシュボーン式で、ベースモデルはコンベンショナルなダンパー+17インチタイヤ、ラグジュアリーとFスポーツは、減衰が電子制御可変となるリニアソレノイドバルブ付AVS+リヤパフォーマンスダンパーと18インチ(ランフラットタイヤ)の組み合わせだ。その走りは奇をてらわず直球勝負で、「すっきりと奥深い走り」をバランスよく体現している。
安全支援システムは第2世代となる「レクサスセーフティシステム+」を採用。単眼カメラ+ミリ波レーダーの構成は変更ないが、各センサーの性能が向上しており、プリクラッシュセーフティは夜間歩行者と自転車の検知が可能になった。機能もより充実しており、従来の機能に加えて、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールと合わせてステアリング操作支援を行なう「レーントレーシングアシスト(LTA)」、道路標識を認識する「ロードサインアシスト(RSA)、先行者発進告知機能などがプラスされている。
グレードは海外向けはベース/ラグジュアリー/Fスポーツの3本立てだが、日本仕様にはおなじみのバージョンCやバージョンLも設定される可能性が高い。
近い関係にあるC-HRとの違いは?
車格も設計年次も、レクサスUXが勝ることは分かっているが、共通点も多いトヨタC-HRとの違いが気になってしまう。このクラスを狙っているユーザーならば、そう考えてしまうのは無理がないだろう。ズバリ、その違いはどれほどのものなのだろうか?
ボディパッケージ
UXには改良版とはいえ、基本的にはC-HRと同じGL-Cプラットフォームが使われている。そのことを踏まえてサイズを比べてみると、ホイールベースこそ同じだが、全長と全幅はUXの方が大きい。明らかに車格はUXが上の設定だ。足回りの違いまで考慮すると、その差は見た目以上に大きいかもしれない。
LEXUS UX
全長:4495mm
全幅:1840mm
全高:1520~1540mm
ホイールベース:2640mmC-HR
全長:4360mm
全幅:1795mm
全高:1550~1565mm
ホイールベース:2640mm
パワートレーン
UXもC-HRもパワートレーンはハイブリッドとガソリンの2本立て。ただし、UXの排気量はいずれも2Lクラスの設定で構成システムもトヨタ&レクサスを含めても最新のもの。スペックそのものもC-HRを圧倒している。C-HRも走りを売りにするモデルだが、UXと比べるのは少々荷が重いようだ。ちなみにAWDシステムもUXは上級のE-Fourの設定。ここでも差がある。
LEXUS UX ※欧州仕様プロトモデルの数値
2Lハイブリッド車
1987cc直4DOHC+モーター(146PS/18.4kg・m+80kW/202N・m)
2L直噴ガソリン車
1987cc直4DOHC(171PS/21.0kg・m)
C-HR
1.8Lハイブリッド車
1797cc直4DOHC+モーター(98PS/14.5kg・m+53kW/163N・m)
1.2L直噴ターボ車
1196cc直4DOHC+モーター(116PS/18.9kg・m)
先進安全装備

2016年12月に発売されたC-HR。当時は先進安全装備もトヨタの最新仕様だったが、それから2年弱を経過した今となっては、若干見劣りするようになってきた。一方、UXの先進安全装備は、レクサスの最新かつ最上位のシステム。強力な運転支援機能のLTAまで標準になることを踏まえれば、比べるのは酷な話だろう。
LEXUS UXの登場でコンパクトSUVの勢力図はどう変わる?
圧倒的な性能は明らか、気になるのはやはり価格だ!
レクサスはLCから第3チャプターと呼ばれる新世代に移行し、LSも登場。さらに、間もなく国内にもESが導入されるが、キャラクターや価格帯などから誰もが体感できるモデルではないのも事実だ。そういった観点で言えば、UXは新世代レクサスを身近に体感できる初のモデルとも言えるだろう。ジャンル的はクロスオーバーSUVだが、アーバンクロスオーバーと言うコンセプトや走りの良さなど、モデル末期となっている「CT200h」をカバーできる素性も備える。
GA-Cプラットフォームを用いることから、「レクサス版C-HR」と言われることが多いが、基本に忠実、直球勝負の走りなど共通項はあるものの、レクサス独自の個性を備えたモデルに仕上がっているのは間違いない。