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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2016.07.01
ダイハツ ハイゼット キャディー 新車紹介
ダイハツ ハイゼット キャディー 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2016年6月13日
ダイハツ工業お客様相談室
0080-500-0182
文●編集部 写真●ダイハツ
■商用車だけど快適なクルマがほしい!その声に応えるニューモデルが登場
軽商用車として、日本はもちろん世界の一部地域でも活躍してきたハイゼット。そんなハイゼットに新シリーズが登場した。その名も「ハイゼット・キャディー」。一見すると最近流行りのハイトな軽ワゴンにも見えるが、これはれっきとした商用車。その最大の特徴は、FRのシャシーを用いるハイゼットカーゴに対し、キャディはFF方式を採用したこと。これにより実用性がグンとアップした。
■ドライビング/ユーティリティ
キャディーのライバルとなるのは、同じダイハツのハイゼット・カーゴをはじめ、スズキ エブリイ、ホンダ アクティなどの商用キャブバンたち。これらはいずれも後輪駆動を採用しているが、キャディーはFF方式を採るのが最大の特徴だ。圧倒的な広さを誇るタントやウェイクなどのFFプラットフォームを最大限に活用して商用車に仕立てるというのは、いままでありそうでなかった発想。実際、配達でクルマを使う個人商店などでは、商用目的なのに使い勝手のよい軽乗用車のウェイクなどを活用しているケースも多いという。ダイハツはそこに目をつけ、新ジャンルを生み出した。
外観からもわかるとおり、ベースとなるのはウェイク。ホイールベースは2455mmと同じで、外観パネルなども多くを共有している。それゆえハイゼットカーゴと比べてフロアやシート高が低く、荷物の積み下ろしが楽になった。また安全装備も最新の軽乗用車の水準に底上げされ、一部グレードに衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制制御などを備えた「スマートアシストII」も採用する。
パワートレインは、CVTやアイドリングストップなど最新の技術を投入することで、ハイゼットカーゴと比べて大幅に静粛性と燃費を改善し、JC08モードで最高25.0km/Lを実現したのも特徴で、「商用車だから我慢しなきゃ」を過去の話とした。軽自動車税でも優遇されるキャディーは、あえて日常の足として選択するのもありだろう。
■インテリア/エクステリア写真[1]
インパネデザインは基本的にウェイクと同じ造形となる。従来の商用車と比べるとその質感の差は明らかで、ファーストカーとしても不満がないレベル。大型トレイの採用は便利!
後部座席を廃して2座となる。荷室高は1235mmと、ハイゼットカーゴと比べて25mmアップ。樹脂製フロアなので汚れても安心だ。
■インテリア/エクステリア写真[2]
軽商用車として初となるカメラ&ソナーセンサーを採用。レーザーレーダーと相まって、緊急ブレーキ、衝突警報などで安全を支援。
FF方式による低フロアが使い勝手のよさを生み出す。ウェイクの室内高を生かし、実用性は極めて高い。
ボックス型商用車としては珍しいフロントエンジンを採用するのが最大のトピック。1850mmの全高はゆとりある室内空間を生み出し、快適性は軽乗用車に匹敵するレベルとなる。
ダイハツ ハイゼット キャディー D “SAII” 2WD(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1850mm |
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ホイールベース | 2455mm |
トレッド前/後 | 1300/1295mm |
車両重量 | 970kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 658cc | 最高出力 | 52ps/6800rpm |
最大トルク | 6.1kg m/5200rpm |
JC08モード燃費 | 25.0km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 155/65R14 |
価格
ハイゼット キャディー | 118万8000円~154万4400円(全グレード) |
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