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更新日:2026.02.19 / 掲載日:2026.02.19
《2026年夏デビュー!?》トヨタ・ランドクルーザーFJ大研究
話題集中! 大本命たちがズラリ! 《2026-2027》主役モデル大研究
2026年から2027年にかけて、“大物”の新型が続々と登場する。いずれのクルマも国内販売の勢力図を左右するのは確実なだけに最新情報は把握しておくべきだろう。ここでは各メーカーの戦略が詰まった注目モデルの全貌をお教えしよう。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年3月号制作時点(2026年1月中旬)のものです。
《デビュー予想2026年夏》TOYOTA ランドクルーザーFJ
250よりひと回りコンパクト。「扱いやすさ」で普及を狙う
一昔前のトヨタの車両型式に照らし合わせれば、「FJ」はF型エンジン搭載のランクル(J型)を意味する。FJ型は初代から80型まで存在したランクルのバリエーション。その車両型式を車名に冠したランドクルーザー”FJ“は、ランクルの原点回帰を図ったモデルと考えていいだろう。
ランクルの原点回帰という面では、先に登場したランドクルーザー250も掲げているが、こちらは300に匹敵するボディに、300と同じGA-Fプラットフォームをベースにダウンサイジングしたメカニズム骨格を採用する、フルスペックに近いオフローダー。価格的には300よりも少し安価な500万円台から展開される。
一方、FJは250よりも全長が350㎜、ホイールベースが270㎜短く、全高は上回るものの平面寸法は一回り小さくなる。価格は未発表だが、250や70の設定から考えると400万円前後からと予想できる。
プラットフォームは、ハイラックスで採用されるIMVプラットフォームだが、リヤサスは250と同じトレーリングリンク式のリジッドアクスルを用いる。いずれもハード&タフネスを求めたシャシーだが、FJ用は250と比べると悪路性能のコスパを求めた設計。つまり、実用車”ランクル“の裾野を広げてくれる存在になる。
ハード&タフネスとコスパの関係は、4WDシステムではさらに明確になる。250ではトルセンLSDをセンターデフに用いたフルタイム式を用いているが、FJは2H/4H/4Lを手動選択でドライバーが切り替えるパートタイム式を採用する。悪路走行時の運転支援機能は降坂制御くらいで、コスパと共にオフロードでのファントゥドライブを訴求した設計と捉えてもいい。
ただし、内外装の仕立てや機能は現代の乗用車らしい仕立てで、大型のセンターディスプレイやUSB充電ポートを備えている。また、背面スペアタイヤもあってリヤゲートは横開き式を採用。一昔前に人気を博したFJクルーザーとは異なり、左側通行に合わせた右ヒンジ左開きを採用している。
現在、公表されているデータでは、搭載エンジンは2.7ℓ4気筒のみ。ミッションは6速ATを採用する。
300/250では運転支援等による扱いやすさや、キャビンスペースのゆとりも含めた余裕を特徴にするが、FJは軽量小型化によりランクルのオフロード性能に特化させたモデル。本格オフローダーの入門車として、多くの魅力を備えたモデルになりそうだ。








