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更新日:2026.02.18 / 掲載日:2026.02.18
《2026年秋デビュー!?》日産・新型キックス大研究
話題集中! 大本命たちがズラリ! 《2026-2027》主役モデル大研究
2026年から2027年にかけて、“大物”の新型が続々と登場する。いずれのクルマも国内販売の勢力図を左右するのは確実なだけに最新情報は把握しておくべきだろう。ここでは各メーカーの戦略が詰まった注目モデルの全貌をお教えしよう。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年3月号制作時点(2026年1月中旬)のものです。
《デビュー予想2026年秋》NISSAN 新型キックス
先進感と車格感を両立1クラス上の存在へ
キックスはノートをベースに開発されたコンパクトSUVであり、日本向けモデルはタイで生産されている。多くのコンパクトSUVと同じように、悪路踏破性よりもSUVパッケージングがもたらすキャビン実用性を武器にしている。
また、このクラスとしては珍しくハイブリッド(e-POWER)モデルのみということも特徴のひとつになる。
2代目となる次期型は2024年から北米で発売されているが、2026年に導入される国内向けモデルは、国内生産となることが決定している。
車体寸法は、現行型に対して全長を75㎜、全幅を40㎜、ホイールベースを40㎜拡大。このクラスではカローラクロスに次ぐサイズであり、車格感と先進感を高めたデザインと相まって、外観の印象は1クラスアップしている。
北米仕様車は2ℓのガソリンエンジン仕様のみの設定だが、国内向けは現行型同様にe-POWER専用モデルとなる。ただ、現行型ではノート/オーラに準じていたが、次期モデルでは欧州で展開するキャシュカイの1.5ℓターボをベースとしたシリーズ式ハイブリッドが有力だ。可変圧縮機構の廃止などの情報からすると、次期エルグランドと同等のポテンシャルが宿る可能性が高い。
CMF-Bプラットフォームの導入で生まれ変わったシャシー設計も注目のポイントだ。現行型は先代ノートをベースに開発され、4WD車も含めてリヤサスはトーションビーム式を採用しているが、北米向け2代目キックスでは4WD車のリヤサスはマルチリンク式となっている。ただ、これは機械式4WD向けの設計であり、現行型同様に次期型も後輪駆動を電動化したツインモーター式のe-POWER4WDあるいはe-4ORCEとの組み合わせでは、別設計となる可能性も。
なお、北米仕様車の最低地上高は213㎜(8・4インチ)なので、オンロードでの走行性能だけでなく悪路踏破性でもコンパクトSUVのトップレベルだ。
コンパクトSUVらしい実用性と、e-POWERがもたらす走りの質の高さが現行型の魅力だが、次期型は走りの更なる向上に加えて、スペシャリティな雰囲気を高めた内外装や装備設定により、コンパクトサイズにクラス上の内容を求めるダウンサイザーにも向いている。
エクストレイルでは大きすぎるが、オン&ラフロードの走りにはこだわるというユーザーにとって、次期キックスはかなり魅力的なモデルになりそうだ。






