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更新日:2025.12.24 / 掲載日:2025.12.24
《先取り大研究》スズキ・Vision e-SKY
JMS2025で出会った要注目モデル「深掘り」大研究!
ジャパンモビリティショー(JMS2025)では、数多くの最新モデルがお披露目されたが、その中で外せないのは市販を前提としたモデルたちの動向だ。ここでは来年以降に市場投入が有力視されるクルマを徹底リサーチしてみるぞ。
●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久
※本記事の内容は月刊自家用車2026年1月号制作時点(2025年11月中旬)のものです。
SUZUKI Vision e-SKY【デビュー予想:2026年度内】
EVでも、スズキらしい実用的なモデル
BEV市場戦略に力を入れているスズキが、eビターラに続くモデルとして投入予定。今回披露されたのはコンセプトモデルだが、製品モデルの姿を想像するには十分。
パッケージングは、全高が25㎜低くなるもののワゴンRとほぼ同じ。カテゴリー的には前ヒンジ式リヤドアを採用したハイト系ミニに分類され、多様に使えるパーソナルカーという位置付けだ。ショー用のドレスアップもあるだろうが、内外装はカジュアルとプレミアムを融合させた印象で、男性にも女性にも媚びないデザインが魅力的だ。
バッテリー容量などの詳細スペックは未発表だが、満充電航続距離は270㎞以上とされている。295㎞を達成したホンダのN-ONE e:には及ばないものの、価格面や適応用途で好ライバルとなるのは間違いないだろう。





