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更新日:2025.12.02 / 掲載日:2025.12.02
日産初のピックアップPHEV! 新型「フロンティア プロ」発表 中国から世界展開へ
日産の中国現地合弁会社である鄭州(ていしゅう)日産は現地時間の11月28日、新型ピックアップトラック「Frontier Pro」(フロンティア プロ)とプラグインハイブリッドを搭載した「Frontier Pro PHEV」(フロンティア プロ PHEV)を発表した。
日産として初めて中国で開発した新型ピックアップトラック

同モデルは日産として初めて中国で設計・開発・製造されグローバルに輸出されるピックアップトラック。フロンティア プロ PHEVは、日産初のプラグインハイブリッドを搭載したピックアップトラックとなる。
エクステリアは、日産のデザインアイコンであるVモーションフロントグリルを継承し、浮遊感のあるレーザー刻印ロゴとLEDヘッドライトを融合させた先進的なデザインを採用。リアはフルワイド3Dテールライトを採用し、奥行きのある光で圧倒的な存在感を演出する。

インテリアは、快適性、安全性、そして上質な体験を兼ね備えた設計が施され、フロントレザーシートには6層構造の通気性の高いクッションを採用。洗練された質感のスエード素材は耐摩耗性・耐傷性に優れ、快適な乗車体験を実現している。
また、最大970リットルのフルフラットラゲッジスペースを確保し、乗員の快適性と積載性を両立。防音・防振素材を採用して静粛性を高めたキャビンには大型パノラマサンルーフと高品質のオーディオを備えている。
フロンティア プロ PHEVは1.5Lターボ+高出力モーターを搭載
フロンティア プロ PHEVには、1.5Lターボチャージャー付き4気筒エンジンと、トランスミッションに搭載された高出力電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドを採用。システム全体で300kW以上の出力と最大800Nmのトルクを発揮する。中国市場向けには、EV走行時の最大航続距離135kmの達成を目標としている。フロンティア プロは、500Nmの力強いトルクを発揮する第3世代 M9TディーゼルエンジンとZF製8速ATを組み合わせる。

ボディとフレームの広範囲に高強度の鋼板を採用し、強固な構造を確保。外板には100%両面亜鉛メッキ鋼を採用、アンダーボディには防砂利コーティングを施し、飛び石や破片からしっかり保護する。さらに、25種類の運転支援機能を搭載し、事前に事故を防ぐための警告から万が一の事故発生時の乗員保護まで、あらゆる状況で高い安全性を確保した。
なお、価格はフロンティア プロが16万9900元~19万9900元(日本円約3,740,000円~4,400,000円)、フロンティア プロ PHEVが18万9900元~24万9900元(日本円約4,200,000円~5,500,000円)となっている。
日産 公式HP:
https://www.nissan.co.jp/
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