車種別・最新情報
更新日:2025.12.04 / 掲載日:2025.12.04
2025年《冬》注目モデル購入情報『フォレスター』
ディーラー情報満載! 気になる新車の正しい攻め方&狙い方を解説
2025年《冬》注目モデル最新購入情報
ジャンルを代表する定番モデルからデビュー有力の新型モデルまで、この先の動向が気になるクルマに注目! ディーラーで直接聞いた最新事情をお教えしよう。
解説・渡辺陽一郎:販売現場の事情に詳しいカーライフ・ジャーナリスト。クルマは高額だという、現実に即したシビアな視点が特徴だ。
※本記事の内容は月刊自家用車2026年1月号制作時点(2025年11月中旬)のものです。
SUBARU フォレスター

S:HEVの納期遅れは解消傾向
発売当初は、販売総数の50%がストロングハイブリッドのS:HEVと想定したが、実際には85%を占めることになり、S:HEVの納期は約1年と遅延した。その後、S:HEVを増産することで納期の遅延の解消に動いているが、それでも販売店は「S:HEVの納期は9か月で、ターボの4か月に比べると2倍以上」と述べている。
プレミアムS:HEV・EXの価格は、ターボのスポーツEXよりも40万7000円高いが、装備の違いを補正すると約38万円に縮まる。さらにS:HEVは購入時に納める税額が約10万円安く、実質価格差は約28万円に縮まる。レギュラーガソリン価格が170円/ℓで計算すると、この金額差は約9万kmで取り戻せることになる。動力性能にも余裕があるから、多くのユーザーはS:HEVを選ぶというわけだ。