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更新日:2025.10.16 / 掲載日:2025.10.16
サーキットで真価を発揮!メルセデスAMG「GTクーペ」に高性能モデル追加

メルセデス・ベンツ日本は10月15日、メルセデスAMG GTクーペに「GT 63 プロ 4MATIC+ クーペ」を追加し、同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。メーカー希望小売価格は30,950,000円(消費税込)。
サーキットでのパフォーマンスを追求した高性能モデル

同モデルは、サーキットでの走行性能向上を追求したいドライバーに向けたハイパフォーマンスモデル。搭載される4.0L V型8気筒ツインターボエンジン「M177」の出力を向上させたほか、AMG専用の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」の搭載、優れたリフトの低減効果、冷却性能の強化などを行っている。
パワートレインは、GT 63 クーペ比で +27PS(20kW)/ +50Nmとなる最高出力612PS(450kW)、最大トルク850Nmを発揮。このパフォーマンス向上はエンジンコントロールユニットのチューニングによるもので、0-200km/h加速10.9秒、最高速度315km/hを実現するなど、特に高速走行時の総合的なパフォーマンスに寄与しているという。
また、高負荷時にもドライブトレインが高温にならないよう、高温および低温の冷却回路を強化。左右のフロントホイールアーチに2基のラジエターを配置することで、ドライブトレインの冷却性能が高まり、サーキットにおける車両全体のパフォーマンスが向上した。
専用エアロとカーボンパーツで空力性能を強化

エクステリアは、GTクーペのアイコニックなスタイリングをベースに、多数のカーボン素材の採用や、ハイパフォーマンスを予感させるデザインアイテムの追加により、他のGTモデルとは一線を画すスタイルを持ちながら、同時にパフォーマンスの向上を図っている。
同モデル専用となるフロントエプロンは、大型化されたサイドエアインテークにカーボンファイバー製のエアディフレクターを採用し、空力性能を追求。リアにはスクエアデザインのデュアルツインテールパイプやカーボンファイバー製リアウイングスポイラーが標準装備となる。

ホイールもパフォーマンス志向で軽量の「21インチ AMGアルミホイール<鍛造>」を採用し、標準装備のグレー調のデザインと、有償オプションのゴールド調の「MANUFAKTUR 21インチ AMGアルミホイール<鍛造>」から選べる。
タイヤはサマータイヤのほかに、トラックパフォーマンスをさらに向上させるスポーツタイヤを無償オプションとして設定。ブレーキには、耐久性に優れ安定した制動力とバネ下重量の軽減を実現する「AMGカーボンセラミックブレーキ」を採用し、ブレーキキャリパーは、同モデル限定のブラックカラーとなっている。
ハイパフォーマンスを体感できるAMGならではのインテリアデザイン

インテリアにもAMG専用のアイテムを多数採用。標準装備のAMGパフォーマンスシートは、スポーツ走行をサポートすると同時に、多数の内装色やシート素材からドライバーの好みに応じて選択が可能。
ナッパレザーシートは標準装備として4色、有償オプションとして3色の全7色をラインアップ。さらに、有償オプションとして「ナッパレザー/MICROCUT」(全2色)や、「MANUFAKTUR ナッパレザー」(全5色)を設定している。

インテリアトリムはレーシーな雰囲気を味わえる「AMGカーボンファイバーインテリアトリム」を標準装備とし、無償オプションで「AMGアルミニウムインテリアトリム」「オープンポアブラウンアッシュウッドトリム」「MANUFAKTUR ブラッククロームインテリアトリム」「オープンポアグレーバーチウッドトリム」も選択可能だ。
さらに、2+2シートレイアウトにより4名乗車が可能となる「可倒式リアシート」や、3Dサラウンド対応の高品質オーディオシステム「Burmester ハイエンド3Dサラウンドサウンドシステム」「パノラミックルーフ」も有償オプションとして設定し、日常でのドライブにおける利便性と快適性も兼ね備える。
主要諸元&メーカー希望小売価格

全長×全幅×全高:4,730×1,985×1,355mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,940kg
モデル名 | ステアリング | パワートレイン | 価格(消費税込) |
GT 63 プロ 4MATIC+ クーペ | 左 | 4.0L V型 8気筒 ツインターボ | 30,950,000円 |
メルセデス・ベンツ 公式HP:
https://www.mercedes-benz.co.jp/
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