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更新日:2025.08.10 / 掲載日:2025.08.10
『フォレスター』最新購入情報《ディーラー情報満載!》
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ジャンルを代表する定番モデルからデビュー有力の新型モデルまで、この先の動向が気になるクルマに注目! ディーラーで聞いた最新事情をお教えしよう。
●解説:渡辺陽一郎……販売現場の事情に詳しいカーライフ・ジャーナリスト。クルマは高額だという、現実に即したシビアな視点が特徴だ。
※本記事の内容は月刊自家用車9月号制作時点(2025年7月中旬)のものです。
SUBARU フォレスター

S:HEVの生産体制を強化。納車遅れも解消傾向に
開発陣は発売当初、「先代と同様にターボ車が受注台数の50%を占めるだろう」と予測していたが、実際の初期受注ではストロングハイブリッド車のS:HEVが驚異的な85%を占めており、納期遅延の主要因となった。一時は納期が約1年にも及ぶ事態となり、販売店からはS:HEVの受注停止も危惧されたが、増産体制の強化により納期遅延は回避されている。
販売店の話によると「現在のS:HEVの納期は約8か月で、今後も短縮傾向にある。ターボ車の納期は3か月から4か月で安定している」とのこと。ちなみにプレミアムS:HEV EXの価格はターボのスポーツEXより約41万円高価だが、装備の充実度(約3万円相当)と購入時の税額の低さ(約10万円安い)を考慮すると、実質価格差は約28万円に縮まる。この買い得感もS:HEVの人気を後押しした要因だろう。