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更新日:2025.07.18 / 掲載日:2025.07.18
三菱「デスティネーター」世界初公開!“重厚×洗練”が光る本格SUVスタイル【動画あり】
三菱は7月17日、新型ミッドサイズSUV「デスティネーター」をインドネシアで世界初披露した。7月23日より開催される「第32回インドネシア国際オートショー」で展示するとともに販売を開始。今後は、ベトナム、フィリピンなど他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカに順次投入する計画としている。
新たな目的地へ踏み出す7人乗りミッドサイズSUV

新型デスティネーターは、3列シートレイアウトでゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUV。洗練された本格的なSUVデザインや、乗る人すべてが心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、力強く爽快な加速性能とさまざまな路面や天候での安全・安心の走破性を特長としている。
「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しするSUV)」をコンセプトに開発され、ドライバーや一緒に過ごす大切な家族が新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いを込めて、デスティネーター(DESTINATOR)と名付けられた。
前輪駆動ながら様々な路面状況に対応する5つのドライブモード搭載

パワートレインは、最高出力120kW、最大トルク250Nmを発生する1.5L MIVECターボエンジンを搭載。4B40ターボエンジンをベースに開発し、⽔冷インタークーラーの採用や、高膨張比サイクル(アトキンソンサイクル)化を行うことにより、力強い加速と高い燃焼効率を両立している。トランスミッションにはCVTを採用した。
前輪駆動方式を採用しながらも、三菱の四輪制御技術によって、さまざまな路面状況に応じて最適な操縦性と駆動力を発揮する5つのドライブモードを搭載。サスペンション形式は、フロントはマクファーソンストラット式、リヤはトーションビーム式を採用し、直進安定性と操縦安定性を高めるとともに、乗り心地を向上させている。
往年のパジェロを彷彿とさせるスタイル

エクステリアでは、フロントに力強いパフォーマンスと人とクルマを守る安心感を表現したデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。パワートレインのパフォーマンスを象徴するフロントグリルを、左右バンパーでプロテクトする造形と立体的に一体化させた。
フロントグリル、ランプ、バンパーを水平・垂直基調のデザインで構成することで、力強さと安定感をさらに強調。フロントグリルは、ハニカム形状のインナーグリルを透明なアクリルのアウターグリルで覆う立体的なデザインとし、高級感と先進性を演出した。

リヤには、往年のパジェロが装着していた背面式スペアタイヤをモチーフとした六角形のデザインコンセプト「ヘキサガードホライズン」を配置し、SUVらしい走破性の高さを表現。さらに、テールゲートを張りのある豊かな面構成とすることで、高い実用性を強調するとともに、存在感を際立たせている。
フロントのデイタイムランニングランプとリヤのテールランプは、LEDをT字型に発光させ、ワイド感のあるスタンスを実現。ランプの造形は縦基調とし、芯のある力強さを表現した。
乗員7名が心地よく過ごせる上質な車内空間

インテリアは、7名乗車を念頭に乗る人すべてが心地よく過ごせるよう、広々とした上質な空間を実現。全席でくつろげるゆとりのある3列シートや、明るく開放的な空間を実現するパノラマサンルーフ、64色のアンビエントライト、各席で便利に使える豊富な収納と多彩なユーティリティを備える。
インストルメントパネルには、SDAとドライバーディスプレイを一体化させた大型パネルを採用。SDAは12.3インチとすることで先進性を印象付けるとともに、パジェロの3連メーターをオマージュしたマルチメーター表示など多彩なコンテンツを表示し、ドライブの楽しさを高めている。

諸元表(インドネシア仕様)
駆動方式 | 2WD | |
寸法・重量
|
全長/全幅/全高(mm) | 4,680 × 1,840 × 1,780 |
ホイールベース(mm) | 2,815 | |
トレッド フロント(mm) | 1,580 | |
トレッド リヤ(mm) | 1,590 | |
最低地上高(mm) | 214 (244) | |
車両重量(kg) | 1,495 | |
乗車定員(名) | 7 | |
性能
|
最小回転半径(m) | 5.4 |
アプローチアングル(度) | 21.0 | |
ランプブレークアングル(度) | 20.8 | |
デパーチャーアングル(度) | 25.5 | |
エンジン
|
型式 | 4B40 (MIVEC インタークーラー付 ターボチャージャー) |
弁機構・気筒数 | DOHC 16バルブ・4気筒 | |
内径×行程(mm) | 75.0 × 84.8 | |
総排気量(cc) | 1,499 | |
圧縮比 | 11.0 | |
最高出力(kW/rpm) | 120 / 5,000 | |
最大トルク(Nm/rpm) | 250 / 2,000-4,000 | |
燃料供給装置 | DI + MPI | |
使用燃料 | ハイオク | |
タンク容量(L) | 45 | |
動力
伝達装置 |
変速機形式 | CVT(自動無段変速機) |
変速比Dレンジ | 2.631 – 0.378 | |
変速比後退 | 1.96 | |
最終減速比 | 6.386 | |
走行装置
|
ステアリング形式 | ラック&ピニオン (電動パワーステアリング) |
サスペンション形式 フロント | マクファーソンストラット式 | |
リヤ | トーションビーム式 | |
主ブレーキ形式 前/後 | ディスクブレーキ | |
タイヤ | 225/55R18 |
新型「デスティネーター」世界初披露映像(インドネシア語、英語のみ)
三菱 公式HP:
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
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