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更新日:2025.07.18 / 掲載日:2025.07.18
国内デビュー間近!フィアット 新型「グランデパンダ」が世界的デザイン賞を受賞
ステランティス・ジャパンは現地時間の7月11日、フィアット「グランデパンダ」の内外装デザインが評価され、国際的に権威ある「レッド・ドット・デザイン賞(Red Dot Award 2025)」のプロダクトデザイン部門を再び受賞したと発表した。

レッド・ドット・デザイン賞は、1955年に創設され、世界的に優れたデザインの指標として認知されている賞で、世界各国から選ばれた専門家による審査が行われる。プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門で構成され、審査基準には、独創性、美的品質、使いやすさ、環境への配慮などが含まれる。

グランデパンダは、フィアットが長年にわたりリードしてきたBセグメント市場への力強い再参入を象徴するモデル。1980年代のアイコニックなモデルである「パンダ」にインスパイアされ、ブランドの伝統と革新を融合させている。
注目すべき特徴のひとつが、ピクセルをモチーフにした「PXL LEDライト」。上部のグリルからヘッドライトにかけて伸びるそのデザインは、レトロなビデオゲームのような印象を与える。また、旧フィアット・リンゴット工場(トリノ)のキューブ型窓を彷彿とさせるデザインでもあるという。

自動車業界で初めて、リサイクル飲料容器由来のアルミとポリエチレンを、インテリアの青みがかかったセンターコンソールからダッシュボード、フロントとリアのドアパネルに至るまで幅広く使用。さらに、La Primaのダッシュボードには、竹を原料としたサステナブル素材「BAMBOX Bamboo Fiber Tex」を採用している。
なお、グランデパンダの日本国内での発売は、2026年初春を予定している。

フィアット 公式HP:
https://www.fiat-auto.co.jp/
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