車種別・最新情報
更新日:2025.07.11 / 掲載日:2025.07.11
注目モデル最新購入情報[2025夏版]《新型フォレスター》
気になる新車の正しい攻め方&狙い方を解説
ディーラー情報満載!《2025年夏》注目モデル最新購入情報
ジャンルを代表する定番モデルからデビュー有力の新型モデルまで、この先の動向が気になるクルマに注目! ディーラーで聞いた最新事情をお教えしよう。
●解説:渡辺陽一郎……販売現場の事情に詳しいカーライフ・ジャーナリスト。クルマは高額だという、現実に即したシビアな視点が特徴だ。
※本記事の内容は月刊自家用車8月号制作時点(2025年6月中旬)のものです。
SUBARU フォレスター

S:HEVモデルに人気が集中、受注停止の可能性も……
新型フォレスターの発売当初は「ターボ車の方が人気」という予想だったが、実際は初期受注の約80%はハイブリッドのS:HEV車が占めている。
これほどの人気を集める理由としては、動力性能に十分な余裕があることと、価格と燃費を含めた経済性が優れていることが挙げられる。実際、S:HEV車はターボ車よりも車両価格は40万円ほど高いが、装備の差や約10万円の税金優遇を考えると、実質的な価格差は28万円まで縮まってくる。レギュラーガソリンの価格を170円/ℓで考えると、8万~9万kmほど走行すれば十分に元が取れる計算も成り立つ。長い目でみると、ターボ車以上に買い得と考えていい。
販売店に話を聞くと、すでにS:HEV車の納期は約1年と長期化しているため、受注停止を避けるために増産を開始するという。ちなみにターボ車の納期は3~4か月が目安とのこと。