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更新日:2025.06.18 / 掲載日:2025.06.18
アウディ 新型「Q3」 精悍フェイス×先進装備で新しいSUVスタイルへ

アウディは現地時間の6月16日、プレミアムコンパクトSUV新型「Q3」を発表した。ドイツおよび欧州市場で2025年10月に発売される。
新型Q3が登場!洗練された印象を放つ現代的SUVスタイル
Q3は、初代モデルの発売以来、全世界で累計200万台以上販売された、アウディで最も売れているモデルのひとつ。第3世代となる新型Q3では、バランスのとれたダイナミックで筋肉質なSUVプロポーションと広々としたインテリア、力強いプラグインハイブリッドテクノロジーや、効率的な内燃エンジンなど、コンパクトクラスにおける新たなベンチマークを打ち立てる。

エクステリアでは、幅の広いシングルフレームを高い位置に配置。細く絞られたヘッドライトは精悍な表情を生み出し、車両の空力コンセプトに結合されている。このデザインは、効率的な空気の流れをフロントエンド周辺で確保。調整可能な冷却空気取り入れ口がシングルフレームの下部に取り付けられ、空気のロスを最小限にとどめて流すことができる。
フロントには、Q3で初めてマイクロLEDモジュールが使用されたデジタルマトリックスLEDヘッドライトを搭載。このマイクロLED技術の採用により、照射性能が大きく向上し、路上での強いコントラストを確保する。デジタルデイタイムランニングライトは、片側につき23個のセグメントで構成されており、車両に個性的なライトシグネチャーを生み出す。

サイドでは、フロントとリヤのライトの間にある水平のショルダーラインが、車両を視覚的に上下2つの部分に分け、特別な光の効果を生み出す。リヤは、オプションのデジタルOLEDリヤライトが採用されており、連続するLEDライトストリップと発光するフォーリングスにより、印象的なリアビューを演出している。

デザインと機能性を両立した上質なインテリア
インテリアにおいては、先代モデルと比較して、デザインと機能性が大幅に向上。ソフトラップと呼ばれる一体感のある装飾パネルが、ドアからダッシュボード全体の幅にわたって広がっており、最大限のスペース感覚を引き出すために、水平基調を強調している。

11.9インチのインストルメントクラスターと12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成されるパノラミックディスプレイを搭載。新しいステアリングホイールコントロールユニットには、2つのコラムレバーが統合され、右側のレバーはシフトセレクターとして、左側のレバーはライト機能およびワイパー操作用のコントロールエレメントとして機能する。

また、コンパクトセグメントのアウディモデルとして初めて、フロントサイドウィンドウにアコースティックガラスを採用。車両内のシーリングと断熱の最適化と組み合わせることで、調和のとれた音響コンセプトが実現され、走行快適性が向上した。488リッターのトランク容量は、シートベンチを折りたたむと、最大で1,386リッターまで拡大可能だ。
最大119kmの電動航続距離を持つPHEVモデルもラインアップ

ラインアップは、エントリーモデルとしてマイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した4気筒ガソリンエンジンの「TFSI 110 kW」を設定。そのほか、内燃エンジンの中で最も高出力な「TFSI quattro 195 kW」、ディーゼルエンジンの「TDI 110 kW」、プラグインハイブリッドの「e-hybrid 200 kW」を設定する。
プラグインハイブリッドモデルは、エンジンと電動モーター(85kWおよびトルク330Nm)を組み合わせ、システム全体で200kW(272PS)および400Nmの最大トルクを発揮。総容量25.7kWh(正味容量19.7kWh)の高電圧バッテリーにより、電動航続距離は最大119kmを実現している。

エンジンに加えて、新型Q3のドライビングダイナミクスも大幅に改善。新開発の標準サスペンションを採用し、オプションで「スポーツサスペンション」「2バルブダンパーコントロール付きサスペンション」も選択でき、バランスが良いドライビングエクスペリエンスを実現する。
アウディ・ジャパン公式HP:
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html
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