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更新日:2025.06.09 / 掲載日:2025.06.09
ピニンファリーナの節目を象徴する“傑作”「バッティスタ」特別モデル披露【動画あり】
アウトモビリ・ピニンファリーナは現地時間の6月4日、ピニンファリーナ創業95周年を記念して製作された特別仕様モデル「Battista Novantacinque(バッティスタ・ノヴァンタチンクエ)」を公開した。

同モデルは、ピニンファリーナの伝統を讃えるとともに、未来志向のラグジュアリーを象徴する存在として製作。車名の「ノヴァンタチンクエ」はイタリア語で「95」を意味する。また、2025年末で生産終了となるバッティスタの最後を飾るモデルになるとしている。
同社CEOであるパオロ・デラッチャ氏はバッティスタ・ノヴァンタチンクエについて、「オーダーメイドのラグジュアリーとパフォーマンスの頂点を象徴する存在です。ピニンファリーナの過去・現在・未来に捧げるオマージュであり、95年にわたる卓越したデザインの歴史を称えるために生み出された、時を超えた傑作です」とコメントしている。

エクステリアは、イタリア文化に深く根ざした、情熱、スピード、感情を象徴する深みのある赤系のカラー「エクスポーズド シグネチャー カーボン ティンテッド ロッソ グロス」の塗装が施されている。特別仕様のリバリーは、ゴールドとブラックのアクセントによって仕上げられ、フュリオサパックに由来する特徴的なゴールドのピンストライプが、その存在感をさらに際立たせる。

足回りは、精密研磨・無色仕上げのIconicoホイールと、マットブラックのチャンネルディテールが採用されており、ブラックのブレーキキャリパーとブラッシュド・アルミニウムのアルマイト加工アクセントが組み合わさることで、車両のダイナミックなシルエットに奥行きとコントラストを加えている。

インテリアは、パイロタシートにブラックレザーとブラックアルカンターラのコンビネーションを使用し、ボディカラーに合わせて、ブラックとゴールドのデュオトーンステッチのアクセントが施されている。ブラックアルカンターラ仕上げのニーパッドには、ゴールド刺繍で「95」のロゴがあしらわれており、シャーシプレートやドアプレートにも特別なデザインが施され、このモデルが記念車であることを強調する。

キャビン内には、エクスポーズド・シグネチャー・カーボンサテンがあしらわれ、ゴールドとブラックにアルマイト処理された洗練されたアルミニウムパーツが随所に配されている。新たにデザインされたアルミ削り出しのロータリーコントロールは、この特別仕様のためだけに製作されており、触感と視覚の両面で印象的なインターフェースを提供する。
アウトモビリ・ピニンファリーナ公式HP:
https://www.automobili-pininfarina.com/
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