車種別・最新情報
更新日:2025.06.08 / 掲載日:2025.06.08
注目モデル最新購入情報《エルグランド/次期型情報も!》
気になる新車の正しい攻め方&狙い方を解説
ディーラー情報満載! 2025年《夏》注目モデル最新購入情報
ジャンルを代表する定番モデルからデビュー有力の新型モデルまで、この先の動向が気になるクルマに注目! ディーラーで聞いた最新事情をお教えしよう。
●解説:渡辺陽一郎……販売現場の事情に詳しいカーライフ・ジャーナリスト。クルマは高額だという、現実に即したシビアな視点が特徴だ。
※本記事の内容は月刊自家用車2025年7月号制作時点(5月中旬)のものです
NISSAN エルグランド

次期モデルの開発を明言。2026年にフルモデルチェンジ予定
すでに日産から次期型の情報が発信されており、2026年3月までに切り替わる予定だ。詳細は明らかにされていないが、現行型はスポーティイメージを意識し、全高をやや低め(1815㎜)に設定したことが販売低迷の理由とも言われているため、次期型は1900㎜前後まで高めてくるようだ。このシルエットからするとアルファード&ヴェルファイアよりは少し低くなるので、スポーティなイメージも堅持されるだろう。また現行型の3列目シートは前方に倒す方式のため格納時の荷室床面が高くなっていた。これを解消するべく次期型はセレナと同じく左右に跳ね上げ式になるだろう。
パワーユニットは、新開発されるe-POWER(第3世代)を搭載。新しい燃焼コンセプトを採用した発電専用の新開発1.5ℓエンジンを軸に、モーターやインバーターを統合した軽量コンパクトな「5-in-1」モジュールを組み合わせる。エンジン回転数とトルクの最良効率エリアを徹底活用することで、燃費性能が大きく向上する点が見どころで、現行の第2世代に比べて高速走行時の燃費が最大15%も向上するという。
モデル末期となる現行型に関しては、販売店では「現行エルグランドは、購入可能なグレードを減らしている。エンジンは2.5ℓのみで3.5ℓはない。250ハイウェイスターSと250ハイウェイスタープレミアムだけで、外装色も黒と白のみだ」とのこと。納期は早ければ2か月で納車される。


