車種別・最新情報
更新日:2025.03.05 / 掲載日:2025.03.05
アウディ 新型「A6アバント」ワールドプレミア 最新MHEV搭載、効率性とパワーを進化
アウディは現地時間の3月4日、新型「A6アバント」を発表した。

新型「A6アバント」は、日常使いから長距離ドライブまでの高い要求に応える、ダイナミックなデザインと卓越した空力性能、デジタルなモデルへと進化。最新のガソリンおよびディーゼルエンジンは、MHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーを搭載し、優れた効率性とパフォーマンスを実現している。

エクステリアは、無駄を削ぎ落としたデザイン言語による、機能的かつ時間を感じさせないデザインが特徴。そのデザインは、Cd値0.25という空力性能にも反映されており、内燃エンジンを搭載するアバントとして最高の数値を誇る。
優れた空力性能の実現には、大型のエアカーテンや前面の制御式クーリングインテークに加え、特徴的なルーフスポイラーやリヤウィンドウ側面のエアロダイナミクスパネルが大きく貢献している。
スポーティなリヤデザインには、アバントらしさを強調する印象的なディフューザーを採用し、ショルダーラインから力強く張り出したクワトロブリスターとワイドなトレッドが、このモデルのダイナミックなデザインを際立たせる。

2.0 TDI 4気筒エンジン(150kW)と3.0 TFSI V6エンジン(270kW)に採用されるMHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーは、パフォーマンスを向上させながらCO2排出量を低減する。
このシステムは、48Vバッテリー、BAS(ベルト駆動オルタネータースターター)、統合型パワーエレクトロニクスを備えたPTG(パワートレインジェネレーター)の3つの主要コンポーネントで構成されている。

PTGにより完全電動での駐車や低速走行が可能になり、また、市街地走行時や渋滞時、郊外での走行の際にも、電力走行が可能となる。さらにPTGは、発進時や追い越し時に最大230Nmのトルクと18kW(24PS)のアシストを提供し、減速時には最大25kWのエネルギーを回生し、高効率な走行を実現する。

オールホイールステアリングや、車高とダンピングを調整するアダプティブエアサスペンションといったオプションも用意され、スポーティさと快適性をさらに融合させ洗練させることができるほか、クワトロスポーツディファレンシャルが、さらなる俊敏性を実現する。
標準装備のプログレッシブステアリングも、よりダイレクトなレスポンスを実現。トーションバー、剛性高く取り付けられたステアリングラック、強化されたコントロールアームブッシュなどの改良により、先代モデルと比較して、ステアリングホイールからタイヤまでの剛性が全体的に向上している。
さらに、フロントアクスルのキャンバー角をわずかに増加させるなど、これらの改良により、ステアリングの応答性が向上し、よりダイレクトなフィードバックを得られるようになった。

インテリアでは、Audi MMIパノラマディスプレイとフロントパッセンジャーディスプレイに直感的な操作性でユーザーの使いやすさが考えられたインフォテインメントコンセプトが採用されており、より快適なデジタル体験を提供する。
さらに、快適性を高める先進装備にはパノラマガラスサンルーフも含まれ、開放感のある空間を演出する。Bang & Olufsenの3Dプレミアムサウンドシステムは、フロントヘッドレスト内のスピーカーを含む高精度なサウンドデザインにより質の高いオーディオ体験を実現している。
アウディ・ジャパン公式HP:
https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html
【あわせて読みたい】