車種別・最新情報
更新日:2025.02.26 / 掲載日:2025.02.26
ロールス・ロイス 「ゴースト・シリーズ II」日本上陸 ドライバー志向の先進的セダン

ロールス・ロイス・モーター・カーズは2月26日、「ゴースト・シリーズ II(Ghost Series II)」の日本での展開を開始すると発表した。
先進的でドライバー志向のV12ツインターボエンジンを搭載

ゴースト・シリーズ IIは、V12エンジンを搭載し、パワフルでドライバー志向、エレガントなデザインとして進化し、これまでのゴーストにはないインテリアの仕上げや機能のほか、ビスポークがデジタル領域に進出したことを示す先進的なソフトウェアテクノロジーを搭載している。
パワートレインは、6.75リッターV型12気筒ツインターボガソリンエンジンと、特徴的な8速ギアボックスを搭載。プラナーサスペンションシステムには、フロントサスペンションアセンブリの上部に独自のアッパーウィッシュボーンダンパーユニットを組み込む。

このユニットは、連続可変の電子制御ショックアブソーバーやセルフレベリング機構付きの大容量エアストラットアセンブリと連動し、ロールス・ロイス特有の「マジック・カーペット・ライド」をさらに安定的かつエフォートレスに表現。5リンク式リアアクスルには、同様のセルフレベリング機構付きの大容量エアサスペンション技術を採用している。
サスペンションとシャーシのシステムは、カメラで前方の道路を読み取り、路面の変化に合わせてサスペンションを可変させるフラッグベアラーシステムによって強化。これに加え、GPSデータを利用してカーブの曲率に応じた最適なギアを選択するサテライトエイデッドトランスミッションを搭載する。
ゴーストの基本デザインを踏襲しつつ、インパクトある形に進化

フロントは、ロールス・ロイスのデザインアイコン、イルミネーテッドパンテオングリルが際立つ、クリーンで現代的なデザインが特徴で、これまで以上にロールス・ロイスの純粋でモノリシックなデザインアプローチに沿ったものとなっている。
刷新されたヘッドライトとデイタイムランニングライトのグラフィックは、グリル下部からフロントウイングのエッジへと流れ、2,148 mmのゆったりとした車幅が強調された、存在感のあるデザインで仕上げられた。


リアには、スペクター(Spectre)からインスピレーションを得た、表情豊かな2つの縦型の新しいテールランプを採用し、サイドとリアがうまく調和するようにデザイン。新たに採用された22インチ、9スポークのホイールは、全面ポリッシュ仕上げ、または部分ポリッシュ仕上げから選択できる。

インテリアでは、新しいピラー・トゥ・ピラーのガラスパネルに収められたセントラルインフォメーションディスプレイに、高機能のSPIRIT(スピリット)オペレーティングシステムが組み込まれている。
これにより、ビスポークによるパーソナライゼーションの範囲はハードウェアからソフトウェアへと拡張し、デジタルのインスツルメントダイアルのカラーをインテリアやエクステリアに合わせてカスタマイズすることが可能になるという。
エンターテインメントおよびコネクティビティも大幅にアップグレードされ、後部座席のリアスクリーンには、最大2台のストリーミングデバイスを接続し、それぞれのスクリーンで独立してエンターテイメントを選択することができる。また、このインターフェースでは、マッサージ、冷暖房などのシート機能の管理も可能。

助手席側には、セントラルインフォメーションディスプレイと並び、ロールス・ロイスの職人が緻密に考案した、新しいスピリット・オブ・エクスタシー・クロック・キャビネットが配され、星空からインスピレーションを得たという新しいデザインのイルミネーテッド・フェイシアがあしらわれている。
このほか、リアスイートスペースを170mm拡大させた「ゴースト・エクステンデッド・シリーズ II(Ghost Extended Series II)」もラインアップ。プライベートジェットのキャビンを想起させるリクライニング式のセレニティシートや、ゴースト・シリーズ IIと同様に、シャンパンクーラーも選択可能となっている。
より大胆な力強さを表現する「ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II」

さらに、ゴースト・シリーズ IIとともに、「ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II」も同時に展開。パワートレインはV12エンジンがハイパワー設定で搭載され、ゴースト・シリーズ IIと比較して29PS高い出力と50Nm高いトルクを発揮する。
ロールス・ロイス 公式HP:
https://www.rolls-roycemotorcars.com/ja_JP/home.html
【あわせて読みたい】