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更新日:2024.10.23 / 掲載日:2024.10.23
メルセデス・ベンツ「Gクラス」フル電動モデル発売!伝統を引き継ぐ新時代のオフローダー

メルセデス・ベンツ日本は10月23日、Gクラスの電気自動車「G 580 with EQ Technology Edition1」を発表し、同日よりメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付を開始した。メーカー希望小売価格は26,350,000円(消費税込)。
116kWhのバッテリーを搭載、一充電走行距離は530kmを実現

搭載するバッテリー容量は116kWhで、合計216個のセルを12のモジュールに収めたモジュラーデザインを採用。大容量リチウムイオンバッテリーと高効率な同期モーターによって、WLTCモード一充電走行距離は530kmを実現する。
最大4mm厚のスチール製ラダーフレームに組み込まれたバッテリーは、車両の低重心化に貢献すると同時に車体剛性を大幅に向上。泥や水の侵入を防ぐため、バッテリーはねじり剛性に優れたケースに収められており、激しいオフロード走行でも卓越したパフォーマンスを発揮する。
電気自動車ならではのオフロード走破性を高める機能も搭載

新機構の4輪独立式モーターが搭載され、最高出力108kWの各モーターは、専用に強化されたラダーフレームの前後アクスルに2つずつ組み込まれ、システムトータルで587PS(432kW)/1,164Nmを発生する。
この4輪独立式モーターによって、その場で旋回可能な「G-TURN」、回転半径を大幅に縮小させる「G-STEERING」などの最先端のオフロード走行を可能としている。
また、最大渡河水深は G 450 d の700mmを上回る850mmを実現。電気自動車でありながら内燃機関モデルと同等またはそれ以上の卓越したオフロード走破性を備える。
伝統と先進性が融合した内外装デザイン

エクステリアは、スクエアなボディ、特徴的なドアハンドル、フロントフェンダーのウインカーレンズなど、Gクラス伝統のスタイリングはそのままに、後端を持ち上げた力強いボンネットフード、リアホイールアーチに加えられたエアカーテンなど随所にGクラスの電気自動車専用のディテールをあしらった先進的なデザインとしている。

テールゲートにはスペアタイヤに代わってスタイリッシュなデザインボックスが備わる。Gクラスの電気自動車ならではの特徴となるほか、ボックス内は充電ケーブルや工具などを収納可能なため、実用性にも優れている。

インテリアでは、丸型のエアアウトレットや助手席側のグリップハンドルなど、Gクラス伝統のデザインを踏襲したものとなっており、特徴的なデフロック機能のスイッチ周辺は専用に再設計され、G-TURNやG-STEERINGの起動スイッチをレイアウトする。
また、MBUXや最新世代のマルチファンクションステアリングホイール、キーレスゴー、Burmester 3Dサラウンドサウンドシステムなど最新の装備を取り入れることで、先進性と利便性も大幅に高められた。

主要諸元&メーカー希望小売価格
全長×全幅×全高:4,730×1,985×1,990mm
ホイールベース:2,890mm
車両重量:3,120kg
モデル | ステアリング | エンジン | 価格(消費税込) |
G 580 with EQ Technology Edition 1 | 右/左 | 永久磁石 同期モーター 4基 (フロント左右/リア左右) | 26,350,000円 |
※「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要
メルセデス・ベンツ日本 公式HP:
https://www.mercedes-benz.co.jp/
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