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更新日:2024.10.22 / 掲載日:2024.10.22
映画“007”×アストンマーティン 60周年記念「ゴールドフィンガー・エディション」発表

アストンマーティンは現地時間の10月14日、映画007シリーズとの60年にもわたるアイコニックな関係を記念し、ウルトラ・ラグジュアリーなビスポーク・パーソナライゼーション部門「Q by Aston Martin」による「DB12 ゴールドフィンガー・エディション」を発表した。デリバリーは、2025年第2四半期に開始予定。

「DB12 ゴールドフィンガー・エディション」は、1964年公開の映画「007/ゴールドフィンガー」に、アストンマーティン「DB5」が初登場してから60周年を記念したモデル。アストンマーティンの111年という歴史の半分以上に及ぶ60周年を祝し、全世界で60台のみ限定販売される。
映画「007/ゴールドフィンガー」に登場した「DB5」は、ボンドが敵から逃れるための秘密兵器を搭載していたが、今回発売される「DB12 ゴールドフィンガー・エディション」は、映画の要素をさりげなく取り込み、ジェームズ・ボンドのようなドライビングを楽しむことに重点を置いて開発された。

ボディカラーには、映画のアイコニックなシルバーバーチを採用。印象的な21インチのマルチスポークホイールは、独特なシルバー色仕上げで、ブラックのブレーキキャリパーとビスポークのゴールドのサイドストレーキ、シルバーにブラックエナメルを施した唯一無二のアストンマーティンのロゴがそれをさらに引き立てている。

インテリアでは、クラシックな「DB5」同様の縦キルトのレザーのスポーツプラスシートを採用。ジェームズ・ボンドのスーツを思わせるプリンス・オブ・ウェールズ・チェックを繊細なパーフォレーション加工で表現されている。
また、同じチェック柄がドアインサートとヘッドライナーにも展開されるほか、独自のトレッドプレートにも刻まれている。ポリッシュ仕上げのシルプレートには、ゴールドフィンガー60周年のロゴがあしらわれた。

さらに、ドライブモードを選択するロータリーダイヤルとローラーコントロール類、映画で使用される黄金の発信機にインスピレーションを得た溝付きのギアセレクターに、18金メッキのアクセントが施され、ラグジュアリー感をさらに高めている。同様の装飾は、トリムインレーでも展開され、2X2 ツイルグロス・カーボンファイバーに金糸が織り込まれている。
ドライバー席のサンバイザーには、マイアミのプールが舞台となった有名なワンシーンで最後に引かれたトランプのカードを連想させる「ハートの8」が刺繍されている。

エンジンには、強力な4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。680PS/800Nmという出力を発揮し、先進的なサスペンション・システムにより、スリリングでありながら洗練されたドライビングを実現している。
インフォテイメントでは、タッチスクリーンでの操作と手で操作するスイッチとの完璧なバランスを実現したアストンマーティン製のインフォテイメント・システムを採用。また、ボンド映画に触発された車両にふさわしいBGMを楽しめるよう、Bowers & Wilkinsの新型オーディオシステムが標準装備されている。
「DB12 ゴールドフィンガー・エディション」のオーナーには特別なギフトも

「DB12 ゴールドフィンガー・エディション」のオーナーには、カスタムのカーカバーとラグジュアリーなキープレゼンテーションボックス、シルバーバーチのスピードフォーム模型、アストンマーティン・マガジンの1/60ゴールデン・リミテッド・エディション、さらにレアな一品として映画の有名なフルカ峠のシーンの35mmフィルム一片を用意。
特別に取りそろえられた品々は、外はシルバーバーチ色、中はプリンス・オブ・ウェールズ・チェック柄のGlobe-Trotter製のアタッシュケースで贈られる。
また、個別に番号の付いた2007年物のシャンパン「ボランジェ」のマグナムボトルも、「ボランジェ 007」グラス4脚と共に、ビスポークのGlobe-Trotter製のエア・キャビン・ケースに収められて贈られる。
主要諸元
全長×全幅×全高(mm):4,725×2,135×1,295
ホイールベース(mm):2,805
車両重量(kg):1,788
アストンマーティン 公式HP:
https://www.astonmartin.com/ja
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