新型「MINI クーパー コンバーチブル」登場 MINIらしさ継承しつつ新デザインへ進化！

　ビー・エム・ダブリューは10月10日、プレミアムスモールコンパクトセグメントにおけるオープンモデル「MINI COOPER CONVERTIBLE（ミニ クーパー コンバーチブル）」の新型モデル（全面改良）「MINI クーパー コンバーチブル C」「MINI クーパー コンバーチブル S」を発表し、全国のMINI正規ディーラーにおいて、同日より販売を開始した。納車は2025年第一四半期以降に予定されている。

　メーカー希望小売価格は「MINI クーパー コンバーチブル C」が4,640,000円、「MINI クーパー コンバーチブル S」が5,140,000円（それぞれ消費税込）。

　オープンモデル「MINI クーパー コンバーチブル」は、MINIの伝統的な基幹モデルであるハッチバックモデル「MINI COOPER 3 DOOR」をベースに採用したモデル。プレミアムスモールコンパクトセグメントに位置し、2004年に初代モデル、2009年に第二世代目、2016年に第三世代目へと進化し、今回発表された新型モデルは、第四世代目となっている。

オープンモデルならではの装備を数多く搭載！

　新モデルは、オープンモデル専用装備として多くの装備を搭載。専用装備の「電動ソフトトップ」は、走行中、突然の天候の変化が生じた際などに時速約30km/hまで車両を停止させることなく開閉することが可能。さらに、ルーフを40cmだけ開くサンルーフモード機能も装備され、気軽に開放感を得ることもできる。

　オプションとして、MINIを象徴するユニオンジャックのデザインを生地に織り込んだ「MINI Yoursソフトトップ」も用意されている。

　ラゲッジスペース内には、2本のレバー操作でラゲッジスペースの開口部を広げることができる「イージー・ロード・システム付ラゲッジ・ルーム」や、車内の空気の流れを整えたり、風を遮って快適性をさらに向上させることができる「ウィンド・ディフレクター」を標準装備。

　また、オープントップドライブの愉しさを数字で確認することができるMINIらしい機能として「オールウェイズ・オープン・タイマー」を搭載。ルーフを開けると、シグナルによってオールウェイズオープンタイマーが起動し、オープンで走行した1回の走行時間と累計走行時間を表示、さらに外気温もアニメーションで表示される。

MINIらしさを残しつつ、新世代モデルを象徴したエクステリア

　エクステリアでは、MINIのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインに刷新。フロントフェイスデザインは、アイコニックなMINIらしさを象徴するクラシカルなフォルムのヘッドライトと複雑な八角形の輪郭をもつフロントグリル、新たなヘッドライトデザインによって形成される。

　万が一の車両横転時に展開する事で後席乗員を保護するロールオーバープロテクションシステムは、ボディデザインに溶け込ませることでモダンでスタイリッシュな印象を与えている。

　さらに、3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャーライトや、Welcome/Good-byeライトの採用など、新世代に相応しいMINIらしいギミックが新たに導入された。

高い利便性を実現！完全デジタル化したインテリア

　インテリアは、完全なデジタル化が施された。ステアリングホイールの背後に配置されていたメーターパネルを廃止し、運転に必要な全ての情報は、前方のヘッドアップディスプレイおよび円形有機ELセンターディスプレイに映し出される。

　さらに様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現。カーブを描くダッシュボードには、リサイクルポリエステルを使用した布地を連想させる新素材を採用している。

　また、最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形有機ELセンターディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備。スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メーターパネルとしての機能だけでなく、AR機能付きナビゲーションシステム、メディア、電話、エアコンディショナー、各種設定などすべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで行うことができる。

2Lツインターボエンジンでダイナミックな走りを実現

　パワートレインとして「MINI クーパー コンバーチブル C」には、EfficientDynamicsエンジンの新世代モジュール式高効率2L直列4気筒MINIツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。最高出力120kW/5,000rpm、最大トルク250Nm/1,520-4,400rpmを発揮し、ダイナミックな走りを実現する7速ダブルクラッチトランスミッションが組み合わされている。

　「MINI クーパー コンバーチブル S」でも、「MINI クーパー コンバーチブル C」同様に2L直列4気筒MINIツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。最高出力150kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,450-4,500rpmを発揮し、ダイナミックな走りを実現する7速ダブルクラッチトランスミッションが組み合わされている。

　両モデルのシャシーには、ゴーカートフィーリングを感じさせるスポーティなキャラクターを持つシャシーシステムが採用され、最高のドライビングダイナミクスを提供。さらに、乗り心地の面においても高い完成度を誇っており、乗員に快適なドライビングを実現している。

車両諸元&メーカー希望小売価格

「MINI COOPER CONVERTIBLE C（MINI クーパー コンバーチブル C）」
全長×全幅×全高（mm）：3,880×1,745×1,435
ホイールベース（mm）：2,495
排気量（cc）：1,998
エンジン：直列4気筒ガソリンエンジン
最高出力／最大トルク：120kW/5,000rpm ／ 250Nm/1,520-4,400rpm

「MINI COOPER CONVERTIBLE S（MINI クーパー コンバーチブル S）」
全長×全幅×全高（mm）：3,880×1,745×1,435
ホイールベース（mm）：2,495
排気量（cc）：1,998
エンジン：直列4気筒ガソリンエンジン
最高出力／最大トルク：150kW/5,000rpm ／ 300Nm/1,450-4,500rpm

MINI 公式HP：
https://www.mini.jp/ja_JP/home.html

【あわせて読みたい】

新型クロスオーバーEV「MINI エースマン」発表 新MINIラインナップ第3弾

MINIのニューモデル第3弾「MINI エースマン」発表！電気自動車専用のクロスオーバーモデルに。メーカー希望小売価格は4,910,000円（消費税込）から。

www.goo-net.com

2024.06.06