メルセデス・ベンツ 新型「Vクラス」 デザイン＆快適性アップグレードしたプレミアムミニバン

　メルセデス・ベンツ日本は10月1日、新型「Vクラス」を発表、同日よりメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文の受付を開始した。

　納車は2024年10月上旬以降、V220dは11月下旬以降を予定、メーカー希望小売価格は9,400,000円～13,700,000円（消費税込）。

　今回の新型「Vクラス」は、先進的な印象を与える内外装デザインへ刷新したほか、乗り心地・機能装備など、あらゆる面をアップデートしたことで、優れた利便性・快適性を備えた、高級感・先進性のあるミニバンとしている。

　フロントは全モデル共通で、ラジエーターグリルが大型化したことで、より迫力のあるデザインとなり、マルチビームLEDを採用した新デザインのヘッドライトが標準化された。フルLEDのリアコンビネーションランプは、ライトカバーがクリア（透明）になり、ブラックインサートの入ったデザインへ変更、アルミホイールは新しいデザインが採用された。

　ボディカラーでは、新しいソリッドペイントとして「ジュピターレッド」「ヴィンテージブルー」「アルペングレー」、メタリックペイントでは「カラハリゴールド」「ソーダライトブルー」「ハイテックシルバー」を追加している。

　インテリアにおいては、全モデルで前席のデザインを刷新。ワイドスクリーンコックピット、静電容量式の新ステアリングホイールを採用している。

　また、運転席、助手席を除いた2列5席の多彩なシートアレンジが可能となり、7人乗りで使用することはもちろん、後席を2座のみにして室内を広々と使ったショーファードリブン仕様にしたり、2列目と3列目をすべて取り外して荷物を積載したりと、用途に合わせてアレンジすることができる。

　柔軟にシートアレンジに対応出来るよう設計されていながら、安全面も配慮されており、2列目および3列目を含むすべてのシートに3点式シートベルトが一体化され、センターエアバッグ、ウィンドウバッグ（リア）が全モデルで追加された。

　パワートレインは、2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」が搭載され、最高出力163PS（120kW）、最大トルク380Nmを発生。振動、騒音も低減されており、快適なドライブを実現する。

　トランスミッションは全モデルに9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用、1速から9速までの変速比幅が広いことから、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。

主要諸元＆メーカー希望小売価格

全長×全幅×全高：4,895～5,370×1,930×1,880mm
ホイールベース：3,200～3,430mm
車両重量：2,380～2,550kg

メルセデス・ベンツ公式HP：
https://www.mercedes-benz.co.jp/

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2022.07.21