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更新日:2024.09.23 / 掲載日:2024.09.23

新型ノート オーラ・メカニズム&装備を“実力判定”

上級仕様のスペシャリティコンパクト、真の魅力に迫る!

ボディの大きさに頼ることなく“プレミアム”を表現するノート オーラ。デビュー後初の仕様変更を実施した改良型にも期待が高まる。果たしてどのように魅力を増したのか、新型の実力やいかに。

●文:まるも亜希子●写真:澤田和久

この記事の目次

メカニズム&装備

第2世代e-POWERを核に上質な走りを実現

パワートレーンは発電専用の1・2ℓエンジンと100kWの高出力モーターと組み合わせて100%モーター走行をする第2世代のe-POWER。このユニットの持つ性能をさらに高め、136PS/30・6kg-mを達成しており、パワーウエイトレシオはBEVのリーフを上回る。走行状況に応じて最適な制御を行い、なめらかで上質な加減速を実現。最高出力50‌kWのリヤモーターを搭載し、前後トルク配分を最適に制御する4WDモデルもある。また、ドライブシャフトにダイナミックダンパーを採用して振動音を抑えるなど、強い加速中も静かで快適な乗り心地を保つ。静粛性に関しては、バッテリーの使用状況に合わせてエンジンの稼働を3段階に制御しつつ、ロードノイズの大きな路面を検知してノイズの中にエンジン音を隠すなど、発電中の音が気にならないように気を配っている。

ナビリンク機能付きのプロパイロットが用意され、地図情報からカーブやジャンクションを把握して減速を支援するなど、ロングドライブでの安全性向上と疲労軽減に大きく貢献している。

第2世代e-POWER

エンジンによる発電制御が外部音を考慮したものに。モーター駆動ならではの静粛性がさらに向上した。
e-POWERは日産が培った電動走行のノウハウを給油のみで享受できる優れものだ。
1.2ℓガソリンエンジンが発電を担う。走行用モーターはノートから20PSアップの136PSとなる。

e-POWER 4WD

4WD車は前後独立モーター式。回転数に関わらず瞬時にトルクを得られる電気モーターにより、4輪をより緻密にコントロールできる。

プロパイロット(ナビリンク機能付)

ドライバーの疲労軽減効果がうれしいプロパイロット。オーラはナビリンク機能付きなので、地図データを利用した車速制御等が可能だ。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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