トヨタエスクァイア新車紹介

トヨタエスクァイア新車紹介

紹介
【ニューモデル】
発表／2014年10月29日
トヨタ自動車・お客様相談センター
0800-700-7700
文●森野恭行　写真●森山俊一

■「ひとクラス上」の需要をねらう中型ミニバンの注目モデル

ファミリーミニバンのボリュームゾーンであるハイト系ミドルクラスに新投入されたエスクァイアは、ゴージャスさをウリとするモデル。マジェスタを彷彿とさせるメッキ縦桟グリルが目を引くフロントマスクが、ミドルクラスとは思えない存在感をアピールする。その実態は絶好調のヴォクシー／ノアの3人目の兄弟なのだが、ヘッドライトやフロントフェンダーまでノアと共通とは気づかないほどの華麗な変身ぶりと言っていい。

■ドライビング／ユーティリティ

Report　森野恭行
ヴォクシーはネッツ店、ノアはカローラ店の扱い。裏話をすれば、「うちにも売れ筋の5ナンバーサイズ・ハイト系ミニバンがほしい！」と、トヨタ店とトヨペット店が懇願したことが、エスクァイア誕生の真相と言える。外観だけではく、内装も兄弟たちより高級仕立てになっているのは、多くの高級モデルを扱う2つの販売店の顧客の好みにあわせたものなのだ。また、トヨタ店の場合は、登場8年を経過してさすがに商品力が落ちてきたエスティマ（モデルチェンジの計画はなし）のユーザー層をカバーする役目も背負わされている。
低いフロアとアレンジ多彩なシートがつくりだす、抜群に広くて使いやすいキャビンは、言うまでもなくヴォクシー／ノアと共通。そこにゴージャスさをプラスしたエスクァイアは、「豪華さも重要」と考えるユーザーに強くアピールすることだろう。ラインアップは、システム出力136馬力の1.8Lベースハイブリッドと、152馬力の3ZR-FAE型を搭載する2Lガソリンの基本2シリーズ。JC08モード燃費値は、ハイブリッドが23.8km／L、2L・FF車が16.0km／Lととても優秀だ。シャシーチューンについてはヴォクシー／ノアからの変更はなく、共通の設定だという。

■インテリア／エクステリア写真[1]

室内高1400mmを誇るキャビンは7人乗りと8人乗りを設定。Gi系のシート地は上質感ある合成皮革で、バーガンディ＆ブラックのカラーが華やか。

■インテリア／エクステリア写真[2]

基本はヴォクシー／ノアと共通だが、センタークラスターにピアノブラックパネルを使い、助手席前とドアトリムの張り物に合成皮革を使うことで、全体に高級化を図っている。
心臓は写真の2Lガソリンと、プリウスシリーズのプリウスα用ベースの1.8Lハイブリッドの2タイプ。2Lには4WDモデルもラインアップする。
サイドウインドウ下にメッキモールを装着したのがポイント。リヤコンビランプはノアと共通だが、専用のバックドアガーニッシュを採用することで、ワイド感と豪華さをアピールしている。

トヨタエスクァイア Gi ガソリン 8人乗り（CVT）

全長×全幅×全高	4695×1695×1825mm
ホイールベース	2850mm
トレッド前／後	1480／1475mm
車両重量	1570kg
エンジン	直4DOHC
総排気量	1986cc
最高出力	152ps／6100rpm
最大トルク	19.7kg m／3800rpm
JC08モード燃費	16.0km／L
サスペンション前	ストラット
サスペンション後	トーションビーム
ブレーキ前／後	Vディスク／ドラム
タイヤ前後	195／65R15

価格

トヨタエスクァイア	259万20000円～320万4000円（全グレード）

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