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更新日:2024.06.06 / 掲載日:2024.06.06
新型クロスオーバーEV「MINI エースマン」発表 新MINIラインナップ第3弾

ビー・エム・ダブリューは6月6日、全く新しい電気自動車専用のクロスオーバーモデル「MINI ACEMAN(ミニ・エースマン)」を発表、同日より全国のMINI正規ディーラーにて販売を開始した。
納車は2024年第四四半期以降を予定、メーカー希望小売価格は4,910,000円(消費税込)から。
カントリーマン、クーパーに続く電気自動車モデル

MINIエースマンは、全く新しい電気自動車専用モデルとして誕生した新型車。2024年3月に発表されたMINI カントリーマン、MINI クーパーに続く第三弾モデルとなる。
プレミアムスモールコンパクトセグメントに位置付けられ、コンパクトなデザインと目を惹くMINIらしいディテールを融合させた、ブランド史上初となる電気自動車のシティクロスオーバーとしている。
MINIらしさを守りつつ新デザインを採用


エクステリアデザインは、ブランドのDNAを継承しつつ、新世代モデルであることを象徴するミニマルな新しいデザインを採用。新デザインのLEDヘッドライト、複雑な八角形の輪郭をもつフロントグリルが相まって、フロントフェイスデザインを形作る。また、ボンネットスクープ、サイドスカットル、ロッドアンテナといった装飾が廃止され、フラッシュドアハンドル、フィンアンテナを採用した。
さらに、3種類からカスタマイズ可能なLEDシグニチャーライトや、Welcome/Good-byeライトの採用などMINIらしさを感じる新たなギミックを導入している。

大型の円形有機ELセンターディスプレイに様々な操作を集約

インテリアは大型の円形有機ELセンターディスプレイを中心に、デジタル化を施した。直径240mmの高品質ガラスを使い、高感度タッチ機能を搭載してスマートフォンを操作するような直感的な操作を可能に。メーターパネルとしての機能に加え、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エアコンディショナー、各種設定等、様々な操作を一括して行える。
これに伴って従来のメーターパネルを廃止、ヘッドアップディスプレイが備えられている。

インテリアの特徴的な装備として、MINIエクスペリエンスモードを全車標準装備。ダッシュボード上に最大8パターンの光のグラフィックを投影させ、光のパターンとアンビエントイルミネーション、そしてMINIドライビングサウンドによりインテリア全体の印象を変化させられる。

モードには、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定できるパーソナルモードや、流れている音楽のカバーアートの色に合わせたライトエフェクトを自動で選定しダッシュボード上に投影するビビッドモードなど、没入感を味わえるエフェクトが用意されている。
MINIの醍醐味「ゴーカートフィーリング」をEVで表現

新型MINI エースマンは、EとSEの2グレードを用意し、それぞれ異なるパワートレインを設定。
MINI エースマン Eは、最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮する電気モーターを前輪に搭載し、0-100km/h加速は7.9秒。容量42.5kWhのリチウムイオン電池を備え、一充電での走行可能距離は310kmとしている。
MINI エースマン SEの電気モーターは最高出力160kW、最大トルク330Nmを発揮し、0-100km/h加速は7.1秒。リチウムイオン電池は容量54.2kWhを確保し、一充電走行可能距離は406kmとなっている。
シャシーシステムは、MINIの代名詞であるゴーカートフィーリングを感じさせるスポーティなキャラクターを採用した。また、ドライビングモードは、コンフォートなドライビングを可能とするコアモード、スポーティなゴーカートモード、高効率なグリーンモードの3種から選択できる。
車両諸元&メーカー希望小売価格

MINI ACEMAN E
・全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm
・最高出力135kW、最大トルク290Nm
・リチウムイオンバッテリー容量126.0Ah/42.5kWh、一充電走行距離310km
・メーカー希望小売価格 4,910,000円(消費税込)
MINI ACEMAN SE
・全長4,080mm、全幅1,755mm、全高1,515mm、ホイールベース2,605mm
・最高出力160kW、最大トルク330Nm
・リチウムイオンバッテリー容量136.0Ah/54.2kWh、一充電走行距離406km
・メーカー希望小売価格 5,560,000円(消費税込)
※右ハンドル仕様
MINI 公式HP:
https://www.mini.jp/ja_JP/home.html
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