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更新日:2024.06.03 / 掲載日:2024.06.03
キャデラック新型EV「オプティック」発表!空力性能を高め、約480kmの航続距離を実現

キャデラックは現地時間の5月29日、新型2025年EVモデル「キャデラック オプティック(OPTIQ)」を発表した。「オプティック」の生産は、今秋後半に開始される予定。
ヨーロッパを皮切りに、グローバル展開へ

「オプティック」は、競争力のある価格設定のラグジュアリーSUVとしてキャデラックのブランドプロミスに基づきながら、EVポートフォリオを完結させ、「リリック」「エスカレード IQ」「セレスティック」など拡大するキャデラックのEVラインアップに追加される。独自性を際立たせるために、セグメントをリードするいくつかの機能を搭載。今回初公開されたヨーロッパを含む10以上の地域で販売され、今後グローバルに展開する予定になっている。
デュアルモーター前輪駆動を装備し、力強いパフォーマンスを実現

「オプティック」は、85kWhのバッテリーパックとデュアルモーター全輪駆動推進システムを標準装備し、最高出力300PSと最大瞬間トルク354lb-ft(キャデラック推定値)を発揮する。
フル充電時の航続距離は、「オプティック」の高い空力性能と合わさり、300マイル(約480km、キャデラック推定値)に到達。GM社独自の「アルティウム」プラットフォームと「アルティウム」ドライブ・ユニット、低燃費タイヤ(LRR)の採用により、航続距離の伸長を実現した。ベント付きリアスポイラー、ディフューザー、その他の造形要素などを装備することにより、印象的なSUVの車両デザインを損なうことなく、車両後方での空力性能の向上が図られている。

また、ドライバー制御のブレーキ機能「リジェン・オン・デマンド」や、アクセルペダルのみで車両を減速および停止させる「ワンペダルドライビング」などを搭載。
日常的な運転時には「ツアー」、ドライビングとステアリングを強化する「スポーツ」など全4つのドライブモードを選択が可能となっている。
スポーティで若々しさを感じさせるエクステリアデザイン

エクステリアでは、スポーティで若々しい個性を感じさせるデザインを採用。洗練されたサーフェスとテクノロジーをシームレスに融合させたシルエットは、ファストバックスタイルの視覚的な軽快さと、キャデラック特有のクロスオーバーEVのスタイリングを調和させた。大胆なプロポーションのホイールとタイヤは、アスレチックなキャラクターとサイズ感を強調している。

そのほか、電動シェード付きパノラマガラスルーフや、さりげないハイテク感を演出するブラック・クリスタル・グリルなどキャデラック特有のデザインを採用。また、リアクォーターパネルのウィンドウデザインには、特有のパターンを施した音響ラミネートガラスを採用。またドライバーが近づいたり離れたりする際に車両が挨拶するようなライトを演出するシグネチャー・ライティング・コレオグラフィが搭載された。
多彩な標準装備を搭載し、快適になった室内空間

広々としたラグジュアリーな車内は、ハイテクで快適、つながりを感じるデザインを採用。「オプティック」のパターン入りアクセントファブリックは、100%リサイクル素材から作られた糸で織られており、ペーパーウッド材は、チューリップ材と新聞のリサイクルペーパーを同量ずつ使用。セグメント最高の荷室容量と2列目の広さを実現し、使い勝手がよい室内空間が実現された。

ディスプレイには、9k解像度で10億色以上を投影する33インチ対角の高度なLEDディスプレイを採用。没入感のあるサウンドを実現する19スピーカーのAKGオーディオシステムやDolby Atmosが標準装備されるなど、豊富な装備が搭載されている。

また、搭載されたスーパークルーズドライバーアシスタンス技術には、高精細GPSマッピング、ドライバーアテンションシステム、車線変更機能、ステアリングライトバーを標準装備。
日常の運転シーンで広範囲の視界、センシング、モニタリングを強化する先進的なレーダー、カメラ、超音波センサー技術を搭載し、快適な運転が可能になった。
安全・運転支援技術には、アダプティブ・クルーズ・コントロール、ブラインド・ゾーン・ステアリング・アシスト、エンハンスト・オート・パーキング、フォワード・コリジョン・アラートなどが標準装備された。
キャデラック公式HP:
https://www.cadillacjapan.com/
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