車種別・最新情報
更新日:2018.12.02 / 掲載日:2014.10.10
トヨタ ランドクルーザー 70シリーズ 新車紹介
トヨタ ランドクルーザー 70シリーズ 新車紹介
紹介
限定車
発表/2014年8月25日
トヨタ自動車・お客様相談センター
0800-700-7700
■生誕30周年を記念した期間限定での復活販売!
「ランクル70が登場」というと、復刻版をイメージする人が多数派かも。しかし、70系は04年に日本市場から消えたあとも進化を続け、いまも現役オフローダーとして世界で大活躍している。とくに、豪州や中近東での人気と信頼度は絶大だという。そんな70系が、今年で生誕30周年を迎えたのを記念して、期間限定で国内市場に復活することになったわけだ。マニアなら見逃す手はない!
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野恭行
導入されるのは、日本でも馴染みのある4ドアバン(ミドルホイールベース)と、海外では2012年から販売されているダブルキャブ採用のピックアップ(スーパーロングホイールベース)の2タイプ。頑丈なフレーム式ボディに前後リジッドのサスを組み合わせた70系は、日本でも未だ高い人気を保ち、乗り続けるマニアも少なくないだけに、「待ってました!」と歓迎されることだろう。
とくにエキゾチックなムードを漂わせるピックアップは、個性派オフローダーを好むひとの心をわしづかみにするはず。5270mmの全長と7.2mの最小回転半径がネックとなるが、5人が乗車できて、かつ600kgの積載能力(荷台長は1520mm)を持つのだから、レジャーや作業のシーンで頼りになる相棒となるのは間違いない。
車重はバンで2120kg、ピックアップで2220kgに達するが、動力性能の不安はない。なにしろ、231馬力/36.7kgmを生む4L V6の1GR-FE型を搭載しているからだ。前後リジッドのサスやパートタイム式の4駆メカは古典的なものだが、そうしたメカが生み出す昔ながらのクロカンの乗り味を、新車で楽しむのはとても意味深く、楽しそう。トヨタも粋なことをしてくれるものだ。ランクル70の生誕30周年を、心から祝福する。
■インテリア/エクステリア写真[1]
ボクらが知る70系とは大きく違うモダナイズされたインパネ。ハンドルのチルト&テレスコ調整も可能で、ホスピタリティも大きく進化した。でも、タフなイメージはそのまま。
バンのキャビン。機能優先の設計だが、ファブリック張りのバケットタイプシートを備えるなど、居心地のよさにも気を遣う。商用登録のモデルだが後席は広く、実用的な設計。
■インテリア/エクステリア写真[2]
FJクルーザーでも実績のある4L V6を搭載。ミッションは5速MTで、4駆メカはもちろん副変速機を備えるパートタイム式だ。
3人掛けの一体型ベンチシートを折りたためば、大きな荷室をつくりだせる。最大積載量はなんと500kg。
セミロングホイールベースの4ドアバンは人気の定番モデル。07年のフェイスリフトで今の姿になった。オーバーフェンダーとバックドア付けスペアタイヤが、いかにものムードを演出する。
■トヨタ ランドクルーザー70 バン(5速MT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4810×1870×1920mm |
---|---|
ホイールベース | 2730mm |
トレッド前/後 | 1555/1460mm |
車両重量 | 2120kg |
エンジン | V6 DOHC |
総排気量 | 3955cc |
最高出力 | 231ps/5200rpm |
最大トルク | 36.7kg m/3800rpm |
JC08モード燃費 | 6.6km/L |
サスペンション前 | コイルスプリング |
サスペンション後 | リーフスプリング |
ブレーキ前後 | Vディスク |
タイヤ前後 | 265/70R16 |
価格
トヨタ ランドクルーザー70 バン | 360万円 |
---|---|
トヨタ ランドクルーザー70 ピックアップ | 350万円 |