レクサス「NX」アウトドアテイストアップ！新モデル「オーバートレイル」追加

　レクサスは2月29日、コンパクトクロスオーバーSUV「NX」を一部改良するとともに、新ラインナップとして“OVERTRAIL（オーバートレイル）”を津尾以下設定したと発表、同日より全国のレクサス店を通じて発売した。

　メーカー希望小売価格は、4,850,000円～7,725,000円（すべて消費税込）。

【オーバートレイル】専用チューニングでオフロードの適応力アップ

　新たに追加設定されるオーバートレイルは、カーボンニュートラル社会や「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、ユーザーの幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う「OVERTRAIL PROJECT」の一環として開発されたモデル。

　専用チューニングを施したAVSを搭載し、Trailモードと連動して凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制、オフロード走行時の安定性・快適性を実現した。

　エクステリアデザインは、グリル、ウィンドゥフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネートし、引き締まった印象を表現。オフロードに適した18インチオールテレインタイヤと、標準仕様より15mm高い地上高により、悪路走破性を高めた。

　外板色は、新色のムーンデザートの他、合計7色を設定している。

　インテリアは、専用色として“モノリス”を設定。ブラックを基調に低彩度のモノリスを組み合わせたコーディネートにナチュラルカラーのオーナメントパネルを組み合わせ、上質なオフロード空間を演出する。

【一部改良】走行性能を深化、標準装備もグレードアップ

　一部改良では走行性能の深化を図り、ハンドル操作のダイレクト感を向上させるとともに、リアボデーの変形を抑えるブレース等を追加してボディ剛性を向上。走り込みを通じてサスペンションのチューニングを熟成し、乗り心地を高めた。また、NX450h+、NX350h、NX350では走行制御を改良、NX350については走り始めの前後トルク配分の見直しも行い、スムーズな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールの実現を図った。

　また、AWD全車においてはTrailモードを改良、凸凹路等で発生しやすいタイヤの空転を自動制御し、接地輪に駆動力を最適に配分することで、走破性を向上させている。

　このほか、外板色にソニックカッパーを新たに採用した。

　内装では、カラーラインナップとして“version L”にソリスホワイトを追加し、ヘーゼルを全車（“OVERTRAIL”を除く）に設定。

　新規装備として、インストルメントパネルセンター部ボックス内の充電用USB Type-C（2個）、リアアウトサイドハンドルへの照明、VINナンバー（フロントガラス下の助手席側）を全車に追加。NX350“F SPORT”には、Advanced Park（リモート機能なし）＋パーキングサポートブレーキ（周囲静止物）を追加した。

　また、NX350h / NX250の9.8インチディスプレイオーディオを14インチディスプレイオーディオPlusに、NX350h“F SPORT” / NX350“F SPORT”のLEDヘッドランプ＋オートマチックハイビームを三眼フルLEDヘッドランプ＋アダプティブハイビームシステムに変更するなど、標準装備の変更も実施した。

“OVERTRAIL” 主要諸元

メーカー希望小売価格一覧

レクサス 公式HP：
https://lexus.jp/

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2023.09.10