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更新日:2024.02.13 / 掲載日:2024.02.13
アストンマーティン 新型「ヴァンテージ」発表 クラス最高のパワーとスピード【動画あり】

アストンマーティンは現地時間の2月12日、2シータースポーツカー「ヴァンテージ」の改良新型を発表した。2024年第1四半期から生産が開始される予定で、納車は2024年第2四半期以降から始まる見通しとなっている。

新型「ヴァンテージ」は最大出力665PS、最大トルク800Nmのパワーを発揮する、4.0リッターツインターボV8エンジンを搭載。出力は155PS(30%)、トルクは115Nm(15%)引き上げられ、前モデルと比較して過去最高の向上となった。
8速ZFオートマチック・トランスミッションとの組み合わせにより、最高速度は325km/h、0ー100km/h加速は3.5秒としている。また、最終減速比(3.083:1)の変更により力強い中間加速を実現、トランスミッションにはシフト・キャリブレーションを行い、シフトの時間短縮を図った。


ボディは30mm拡幅されて力強くワイド・スタンスになり、形状が変更され、横線グリル開口部が38%広がった。デザインが完全に変更されたフロントエンドをアクセントとして加え、冷却システムの追加により必要なエアフローが29%増加している。
グリル両側のバンパーに配置された冷却用インテークを追加することで、フロントエンドの顔つきがさらにシャープになり、新しい一体型スプリッターとワイドローのスタンスにより、スタイリング効果とエアロダイナミクス機能が追加され、ダウンフォースの増加により高速走行時の安定性が向上した。
21インチ鍛造アロイホイールが標準装備となり、ヴァンテージでは初となるフレームレスドアミラーと存在感のあるドアハンドルも採用された。リアバンパーには、サイドベントと大径のクワッド・エキゾースト・テールパイプが組み込まれる。


刷新されたインテリアでは、クリーンで調和の取れたラインが、コックピット内を印象的かつエレガントな雰囲気を創出。細長いエアベントと一体感のあるインフォテインメントスクリーンから、センターコンソール下部の分かりやすく配置されたスイッチの配列まで機能的な美しさと触れた時の質感を最大限に高めている。
インパネに組み込まれているマルチスクリーンシステムは、ネットワーク接続機能を備え、フル静電容量式のシングル/マルチタッチジェスチャーコントロール対応の10.25インチのピュアブラックタッチスクリーンを採用。
次世代インフォテインメントシステムを搭載し、スマートかつ瞬時にさまざまな情報を利用することが可能なナビゲーションシステムや、直感的で分かりやすいレーン案内、リアルタイムの交通情報が表示される新しい3Dマップなどを備える。

車両概要
ボディ
・2ドア・ボディスタイル(2+0シート)
・押出接着アルミニウム・ボディ構造&複合素材パネル
・全高:1,275 mm
・全幅(ミラーを含む): 2,124 mm
・全⾧:4,495 mm
・ホイールベース:2,705 mm
・最低地上高:94 mm
エンジン
・4.0L V8ツインターボ
・過給インタークーラー
・フロント・ミッドマウント・エンジン、後輪駆動
・最高出力:665PS / 656bhp / 489kw @ 6,000rpm
・最大トルク:800Nm / 590 lb-ft @2,750 – 6,000rpm
・最高速度:202mph / 325km/h
・ 0-60mph:3.4秒
・ 0-62mph / 0-100km/h:3.5秒
・圧縮比:8.6
・可変デュアル・カムシャフト・タイミング
・フルCNC加工燃焼室
トランスミッション
・リア・マウント、8速オートマチック・トランスミッション
・トルク・コンバーター
・エレクトロニック・リア・リミテッド・ディファレンシャル
・カーボンファイバー製プロペラシャフト
アストンマーティン 公式HP:
https://www.astonmartin.com/ja/
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