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更新日:2023.12.04 / 掲載日:2023.12.04
新型スイフトはひと味違う!? 上質仕立てのコンセプトモデルを先取りチェック
ズバリ、こいつは見逃せない! 気になる「市販濃厚モデル」先取りチェック
先日開催されたジャパンモビリティショー(JMS)2023では、各メーカー渾身のショーモデルが多数展示されていた。その中でも大きな注目を集めていたのが、いずれ発売されるであろう「市販化濃厚」のモデルたち。発売時期こそ異なるだろうが、どれもが売れそうな気配でいっぱい。絶対に注目すべきモデルをあらためて紹介しよう!
●文:横田晃/月刊自家用車編集部
SUZUKI スイフト コンセプト

ハード面もソフト面も、最新仕様に大幅アップデート
各メーカーの展示に近未来コンセプトカーが多かった今回のジャパンモビリティショー(以下JMS)の中では、リアルな市販化前提モデルの出展が目立ったスズキ。参考出品された新型スペーシアがショー直後の11月9日に正式発表&発売されたのに続き、新型スイフトも特設サイトが立ち上げられて、すでに事前商談が始まっている。
内外観は歴代スイフトのテイストを受け継ぐキープコンセプトだが、代を重ねるごとに向上してきた質感は完成の域。とくに「人とクルマの一体感を感じられる高い質感」と謳う新型のインテリアは、かつての大衆コンパクトカーとはまったく違う上質な仕立てだ。
装備も充実しており、上級グレードでは指先で操作できる電動パーキングブレーキや、コーナー手前やレーンチェンジ時の速度制御まで加わった全車速追従機能付きACC、自転車や2輪車にも対応するデュアルセンサーブレーキサポートⅡなど、運転支援システムも完備している。9インチモニターが備わる全方位モニター付きメモリーナビやディスプレイオーディオも選択可能だ。
発表されているグレード構成は、マイルドハイブリッドが2タイプとガソリン車が1タイプ。いずれも新型の1.2ℓの3気筒エンジンと、専用開発の高効率CVTを搭載する。
気になるスポーツの存在はまだ見えないが、標準車でもドライバーを包み込むサイドサポート付きシートをアピールするだけに、スズキファンは、こちらも大いに期待していいだろう。






