メルセデス・ベンツ「GLC クーペ」初のフルモデルチェンジ！プレミアムな存在感放つSUV

　メルセデス・ベンツ日本は11月28日、プレミアムミドルサイズ SUV 新型「GLC クーペ」を発表し、同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。

　メーカー希望小売価格は8,980,000円（消費税込）。

　今回のフルモデルチェンジでは、内外装の上質感を向上するとともに、Sクラス譲りの最新技術を採用。さらにオフロード性能も高められた。

　パワートレインは、エンジン単体で 197PS （145kW）、440N・mを発生する、2.0Lクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジンの「OM654M」を採用。これに「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を組み合わせ、1速から9速までの変速比幅が広くエンジン回転数が大幅に低減されることから、優れたエネルギー効率と快適性を実現した。

　また、メディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を仮想的に映し出して進路上の障害物を確認できる「トランスペアレントボンネット」機能、コックピットディスプレイおよびメディアディスプレイに情報や操作スイッチ類など様々な機能を分かりやすく配置する「オフロードスクリーン」機能などが搭載されている。

　フロントデザインは、標準仕様ではフロントグリル周囲を縁取るクロームトリムとアンダーガード調のワイドなクロームトリムによって、フロントマスクを上質かつスタイリッシュな仕立てに。また、スターパターングリルを採用することで立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出し、大胆な開口部を備えたアグレッシブなフロントバンパーとともに、精悍なフロントマスクを形成する。

　さらに、フロントグリルと連続したスリムなヘッドライトや、より精悍さを増した最新デザインのフロントバンパーがワイド感を強調、先代と同じ全幅1,890mmながら、圧倒的な存在感を備えた。

　サイドデザインはラインやエッジを大幅に削減し、曲線を描く彫刻的な面により陰影を演出。3本のラインが、伸びやかなサイドの曲面に絶妙なエッジを加えることで、力強く表情豊かなボディデザインに仕立てた。また、先代モデルと比較しホイールベースを15mm伸長することでさらに伸びやかでスポーティかつスタイリッシュなシルエットとしている。

　リアデザインは、力強く張り出したフェンダーと水平基調のリアバンパー、ツーピース構造で内部に立体感があるスリムな新型リアコンビネーションランプにより、リアエンドをよりワイドでシャープに見せるデザインに仕上げた。

　インテリアは、上下に分かれたダッシュボードのデザインが特徴的。上部はは翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットを配し、スポーティさを演出。下部は大きなインテリアトリムが広がり、標準仕様でもオプション選択時でもリアルウッドインテリアトリムを採用し、質感の高い室内空間を演出している。

　また、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用し、ドライバーの視認性を向上。運転席の12.3インチ大型コックピットディスプレイは自立型で、ダッシュボード上部と大きなインテリアトリムの手前に浮かんでいるように見える配置も特徴的だ。

メーカー希望小売価格

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