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更新日:2023.07.10 / 掲載日:2023.07.10
フォルクスワーゲン 新型「Tクロス」欧州発表 人気モデルはどう進化した?

フォルクスワーゲンは現地時間の7月5日、大幅改良したコンパクトSUVの新型「T-Cross(Tクロス)」を発表した。
同モデルは今後、欧州での先行受注を2023年第4四半期にスタート、2024年第1四半期には店頭での販売を開始予定としている。
フロント/リアデザインを刷新


Tクロスは2019年の誕生以来、4年間で約120万台を売り上げて一躍人気モデルに。日本でも2020年度に輸入車のモデル別新車登録台数ランキングで3位となる8,641台を記録、以来3期連続でTOP10内に入り人気車種の一つとして定着している。なお、中国では「Tacqua(タッカ)」、インドでは「Taigun(タイグン)」の名で販売されている。
今回の改良では、フロントおよびリアデザインを刷新。LEDヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、LEDテールライトクラスターはそれぞれより特徴的なデザインとなった。また、“IQ.LIGHT” LED マトリックスヘッドライトを初採用している。
ボディカラーはソリッドカラーのグレープイエロー、クリアブルーメタリック、キングスレッドメタリックの3色が新たに追加された。


内装は質感向上 広く使えるラゲージルームは健在

内装ではダッシュボードのデザインを変更、フォルクスワーゲンの上位モデルにならった上質感のあるものとなった。ダッシュボード中央には最大9.2インチのディスプレイが用意される。また、デジタルメータークラスターは全モデルに標準装備となった。
後席は140mmスライドが可能な6:4分割ベンチシートを採用し、乗員数や荷物量に合わせたシートアレンジが可能に。ラゲージルームの容量は通常時で385L、最大で1,281Lの容量を確保できる。

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