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更新日:2023.05.25 / 掲載日:2023.05.25
アストンマーティン 新型「DB12」発表 V8エンジン搭載の次世代スポーツカー

アストンマーティンは現地時間の5月24日、スポーティなキャラクターとダイナミックな走行性能を大幅に進化させた新型「DB12」を発表した。
クラス最高級の680PS/800Nmを発揮するV8ツインターボエンジン搭載

新型「DB12」は、アストンマーティン・エンジニアによってファインチューンが施された4.0L ツインターボ V8エンジンを搭載。
最高出力680ps/6,000rpm、従来のDB11と比較して34%増加した最大トルク800Nmを発生し、0-100km/h加速が3.6秒、最高速度は325km/hに達する。
そのエンジンには8速ATと、アストンマーティンDBモデルでは初めて採用されたエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff)が組み合わされる。
ディファレンシャルは、車のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムと連動して作動。
従来のLSDとは異なり、数ミリ秒以内に全開からフルロックまで変化させることが可能で、ドライバーに最大限のレスポンスを提供し、より正確で一貫したハンドリングを実現する。

パワーとポテンシャルを表現 ワイドなスタンスを強調したエクステリア


エクステリアでは、トレッドがフロント6mm、リアが22mm拡大し、フロントエンドはラジエーター開口部とスプリッターの形状を変更、さらに標準装備の21インチ鍛造アロイホイールにより、ワイドなスタンスを強調。
フロントノーズには、新しいアストンマーティンのウィングバッジが装着された。
さらに、新しく採用した小型のフレームレスウィングミラーは、新しいデザインを引き立てるとともに、空力特性を向上させる。


ウルトラ・ラグジュアリーを体現するインテリア

インテリアも一新され、クリーンな水平ラインが空間感覚を強調。ドライバーを中心としたコックピットに焦点を当て、日常的なテクノロジーと高級なクラフトマンシップや素材をシームレスに融合させたデザインとした。
各部にレザーインテリアの老舗「Bridge of Weir(ブリッジ・オブ・ワイル)」の手縫いのレザーを採用。新しいキルティングは、精緻なディテールとユニークな個性を表現し、最高品質のフルレザーまたはアルカンターラのインテリアに採用されている。
このほか、アストンマーティンが設計・開発した完全オーダーメイドの次世代インフォテインメントシステムが導入された。
新型「DB12」最初のデリバリーは、2023年第3四半期に開始予定としている。


アストンマーティン 公式HP
https://www.astonmartin.com/ja/
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