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更新日:2023.04.27 / 掲載日:2023.04.14
ベントレー ルマン24hレースの節目の年を祝うコレクションモデル発表

ベントレーは現地時間の4月12日、世界最高峰の耐久レース「ル・マン24時間レース」において6度目の優勝を果たしてから20周年を迎えるとともに、同レースが100周年を迎えたのを記念し、「コンチネンタルGT」と「コンチネンタルGTC」に「ル・マン コレクション」を設定して2モデル合計48台を製作すると発表した。
ベントレー「スピード8」の優勝20周年とル・マン100周年をダブルで祝うコレクションモデル

今回のコレクションモデルは、2003年にベントレー「スピード8」7号車・8号車がル・マン24時間レースでワンツーフィニッシュを決め、ベントレーとしては1930年以来となる通算6度目の優勝を果たしてから20周年を迎えたのを記念して製作するというもの。
奇しくも2023年はル・マン24時間レースが100周年を迎えるアニバーサリーイヤーでもあり、互いの節目の年を記念したモデルとなった。
「スピード8」7号車をトリビュートしたエクステリアデザイン

エクステリアデザインは優勝車へのトリビュートを込めて、デザイナーたちの手によってそのエッセンスが緻密に取り入れられた。
ボディカラーは深みのあるヴァーダントグリーンを採用、ボンネットおよびクーペモデルのルーフにはムーンビームカラーのレーシングストライプが施される。
フロントロアバンパー、ドアミラーキャップ、トランクリッドスポイラー下部の蹄鉄形の部分はベルーガブラックでアクセントを加えた。
フロントのマトリクスグリルには、アークティカホワイトで優勝車の番号である「7」を塗装している。
また、サイドには「24h」のバッジも施された。

特別製作のインテリア

インテリアはベントレーが誇る職人たちによって製作された、特別感溢れる内容に。
インストルメントパネル中央の、タッチスクリーン/デュアルウッド/アナログメーターの3面から好みの面を選択できる「ベントレー ローテーション ディスプレイ」では、アナログメーターの中央の文字盤がショーケース仕立てになり、中に優勝車のエンジンバルブが飾られる。
また、助手席側のフェイシアには1924年から2003年の間に達成した6度のル・マン優勝をたたえるローレルリースのインレイが並ぶ。
このほかにも、2003年の優勝を記念したローレルリースをモチーフとしたウェルカムランプ、「スピード8」のシルプレートなど、この限定モデル専用に製作されたディテールが多数採用されている。


6.0L W12 TSIエンジンが生むハイパフォーマンス

搭載するエンジンはコンチネンタルGT、コンチネンタルGTCともに6.0L W12 TSIエンジンを採用。
最高出力659PS、最大トルク900Nmというハイスペックで、最高速335キロ、0-100キロ加速は3.6秒というレースマシンさながらのパフォーマンスを生み出す。
オプションで新設計カーボン セラミック ブレーキ、バリアブル エレクトロニック スタビリティ コントロール、オール ホイール ステアリング、エレクトロニック リミテッド スリップ デファレンシャルといった装備を選択でき、俊敏性とパフォーマンスをさらに引き上げることも可能としている。
ベントレーモーターズジャパン 公式HP
https://www.bentleymotors.jp/
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