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更新日:2022.11.24 / 掲載日:2022.11.24
アバルト初のEV 新型「500e」欧州発表 フィアット車を大胆強化

アバルトは現地時間の11月24日、フィアットの電気自動車「500e」をベースとしたブランド初のコンパクトハッチバックEV「アバルト500e」を発表した。
強力なモーター搭載で出力は155HPにパワーアップ



新型アバルト500eは加速性能にこだわって強化が施され、ガソリン車よりも速く、さらにはクラス最高の加速性能を誇ると自負する。搭載するバッテリーは容量42kWh、モーターの最高出力は155HPを実現。0-100km/h加速は約7秒としている。
また、3つの走行モードを選択可能とし、ツーリスモモードでは低出力かつスムーズな加速で効率的なドライビングを楽しめる。スコーピオン・ストリートモードでは、回生ブレーキを最大限に活用しながら高いパフォーマンスを発揮できる。そしてスコーピオン・トラックモードは、最高のパフォーマンスを求めるドライバーのために用意されたモードであるとしている。
なお、ツーリスモモードおよびスコーピオン・ストリートモードではワンペダルドライビング機能により、1つのペダル操作で効率よく運動エネルギーを回収し、バッテリーを充電できる。
充電においては85kWの急速充電システムを備え、約40kmの距離は5分未満で充電可能としている。
アバルトならではの臨場感あふれるサウンドも実現

新型アバルト500eでは、音がアバルトの楽しさや興奮の代名詞であるという哲学から、走りに伴うサウンドも重要な要素に位置付け。キーオンオフシステムには、車の電源を入れるたびにギターの音が鳴るギミックを設定。走行中、20km/hを超えるとストラミングギターの音が響き渡るという。
また、アバルトのガソリンエンジンの音を忠実に再現したサウンドジェネレーターも用意され、ドライバーのスイッチ操作で好みの音を切り替えられる。
ロゴも電動車仕様に


デザインにおいては、電動化を前面に打ち出した新たな要素を採用。おなじみのスコーピオンロゴは電気をイメージした新デザインとなり、サイドボディにあしらわれた。
このほか、専用フロントバンパーや専用アルミホイール、フルLEDフロントライトなどは新デザインを採用している。


趣向を凝らしたインテリア




インテリアはアバルト車らしい趣向を凝らしたデザインに。シート素材はアルカンターラを採用し、エンボス加工でスコーピオンをあしらった。ダッシュボードにもエンボス加工を施したアルカンターラで、室内の統一感を演出する。
ステアリングホイールやペダル、スクリーンのグラフィックなどにも新デザインのスコーピオンを大胆に使用し、その個性が強調されている。
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ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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