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更新日:2022.10.20 / 掲載日:2022.10.20
メルセデスベンツ「EQE SUV」AMG版登場 最高687PS

メルセデスAMGは現地時間の10月16日、新型電動SUV「EQE SUV」の高性能グレードとなる「AMG EQE SUV」を発表した。
メルセデスAMG初の電動SUV 電気モーター2基で最高出力687PSを発揮

AMG EQE SUVは、同日発表となった「EQE SUV」をベースとしたモデルで、メルセデスAMGとして初の電動SUV。今回は「EQE 43 4MATIC SUV」と「EQE 53 4MATIC+ SUV」の2車種を用意した。
パワートレインは前後アクスルに電気モーターを搭載した「eATS」と呼ばれる電動パワートレインを採用。EQE 43 4MATIC SUVは最高出力476PS/最大トルク858Nm、上位車種のEQE 53 4MATIC+ SUVは最高出力687PS/最大トルク1,000Nmを発生する。オプションのAMG DYNAMIC PLUSパッケージを選択することで最高速度は240km/hまで向上でき(未装着では220km/h)、0-100km/h加速も3.5秒まで性能を高められる。リチウムイオンバッテリーの容量は90.6kWhで、AMG専用のチューニングを施しているという。なお、最大航続距離は488kmとしている。
各所に専用デザインを採用したエクステリア





エクステリアデザインはAMG専用装備を各所に配し、通常モデルとの違いを明確に示した。フロントでは、クロームの垂直バーを強調したグリルやAMGロゴ、ボンネットのAMGエンブレムバッジなどでAMGモデルであることを主張。さらにAMG専用エプロンも採用している。サイドビューでは、ボディ同色の前後ホイールアーチと21~22インチのAMGライトアロイホイールが特徴的だ。
スポーティなスタイルのインテリア



インテリアもAMG専用装備を施し、スポーティな雰囲気に仕立てられた。ARTICO人工皮革のシートは赤いトップステッチを備え、ヘッドレストにはエンボス加工のAMGエンブレム、バックレストにはAMGバッジを装着してAMGならではの特別感を演出。インストルメントパネルからサイドウィンドウまで伸びるレッドラインが、スポーティテイストを高める。ドアパネルやセンターコンソールにはマイクロファイバーが使われている。
インフォテインメントシステムでは、通常モデル同様にMBUXハイパースクリーンをオプションで選択可能とし、先進的なコックピットを形成。AMGモデル専用のドライビングシステムの設定も、スクリーン上で行なえる。
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