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更新日:2022.09.30 / 掲載日:2022.09.30
オペル アストラのスポーツPHEVモデル「GSe」欧州で先行公開

オペルは現地時間の9月28日、電動車専用の最上位シリーズ「GSe」の第一弾として、主力モデルの「アストラ」とそのステーションワゴンモデルである「アストラ スポーツツアラー」のGSeバージョンを先行公開した。
専用チューニングやデザイン導入 現行のPHEVモデルと差別化図られる?

アストラ/アストラ スポーツツアラーは欧州を中心に展開するオペルの主力モデルで、ともに現行ラインアップにはPHEVモデルも用意されている。今回発表されたアストラGSe / アストラ スポーツツアラーGSeは、それらとは走りやデザインなど、様々な面で差別化が図られるようだ。
パワートレインのシステム最高出力225HP、最大トルク360Nmは現行モデルと同等だが、GSeモデルはより機敏で正確な操作を実現する専用チューニングが施される。シャシーは従来より10mm低いという専用品で、コーナリングやブレーキング、アウトバーンでの高速走行などで優れた安定性を発揮。また、サスペンションやダンパーも専用チューニングを施し、ダイナミックな走行と快適性を実現するという。さらに、ESPの設定もGSeモデル専用としている。
デザイン面では、2021年5月に発表したコンセプトカー「マンタGSe」からインスピレーションを得た18インチアロイホイールを採用。テールゲートにはGSeエンブレムバッジをあしらった。インテリアはGSe専用となるアルカンターラのパフォーマンスフロントシートを採用し、スポーティな雰囲気を強調している。




“GSE=スポーツモデル”から“GSe=電動化スポーツモデル”へ変化

オペルでは従来、“GSE”といえば“Grand Sport Einspritzung”の略称で、スポーツセダンのコモドーレGS/E、スポーツクーペのモンツァGSEなど、走りを楽しむという価値観に即して生まれた一連のスポーツモデルに与えられたグレードだった。今後はその走りを楽しむ“Fun to Drive”の価値観を継承しつつ、排出ガスを出さないモビリティという新たな価値観を付随し、“Grand Sport electric = GSe”としてパフォーマンスの時代精神を再定義しモデル展開を行っていくとしている。
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