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更新日:2022.06.23 / 掲載日:2022.06.23
プジョー 新型「408」発表 ファストバックスタイルの新モデル

プジョーは現地時間の6月22日、4ドアファストバックモデルの新型「408」を世界初公開した。同モデルは2023年初頭より欧州市場向けに導入後、まもなく中国市場に展開予定。
ダイナミックなファストバックのシルエット

同モデルは、従来のプジョーモデルにはなかったダイナミックなファストバックスタイルを最大の特徴とする、Cセグメントモデル。外観のユニークな魅力に加えて、効率性とインテリジェントな電動化に焦点を当てた優れたエンジニアリング、そして運転の喜びと直感的な操作に特化した最先端技術などによってもたらされる感動を提供するとしている。
外観では、ボディと同色のフロントグリルを持ち、その中央に据えられた新デザインのエンブレム、薄型のマトリクスLEDヘッドランプ、そしてプジョーモデルのアイコンの一つとなっている牙状のライトシグネチャーが目を引く。ボディサイドでは、幾何学的なデザインの20インチホイールと力強い印象のホイールアーチが堂々としたスタンスを示す。リアの3本爪のLEDランプがよりシャープなデザインとなっているのも特徴的だ。
ボディサイズは全長4,687mm×全幅1,848mm×全高1,478mm、ホイールベース2,787mmで、後席の二―スペースは188mmとゆったりした空間を確保。トランクも通常時で536L、最大で1,611Lの容量まで拡充できる。
最新世代の機能を備えたコックピット

インテリアでは、10インチのメータークラスターを内蔵した最新世代のPEUGEOT i-Cockpitを搭載。インパネ中央にはドライバーが操作しやすいように配された10インチタッチスクリーンを備え、その下にはタッチセンサー式のi-toggleを配置。これはエアコン設定やラジオ、アプリケーションといった機能を、ユーザーの好みに合わせて自由に設定できるショートカットキーの役割を持つ。
安全面においては、6台のカメラと9台のレーダーを搭載したドライバーアシスタンスシステムを採用。ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールやナイトビジョン、長距離ブラインドスポットモニター(75m)、リアトラフィックアラートなどの機能で安心・安全な運転をサポートする。
パワートレインはPHEVとガソリンをラインアップ 今後はEVも追加予定

パワートレインは、PHEVとガソリンエンジンを用意。PHEVは、180HPのエンジンに81kWのモーターと8速ATを組み合わせた「PLUG-IN HYBRID 225 e-EAT8」と、150HPのエンジンに81kWモーターと8速ATを組み合わせた「PLUG-IN HYBRID 180 e-EAT8」の2種類をそろえる。両車とも容量12.4kWh、出力102kWのリチウムイオンバッテリーを搭載する。一方のガソリンエンジンモデルは、最高出力130HPの1.2L 3気筒エンジンを搭載し、8速ATが組み合わされる。ディーゼルエンジンの設定は無く、今後は電気自動車(EV)の追加も予定されている。