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更新日:2022.06.16 / 掲載日:2022.06.16
米国スバル 2023年型「アセント」発表 3列シートSUV

米国スバルは現地時間の6月14日、3列シートSUV「アセント」の2023年モデルを発表した。同モデルは今秋より米国にて販売予定。
フロントデザインを刷新 リアランプもC型の特徴的な形に




2023年モデルのアセントは、先に2023年モデルを発表したレガシィやアウトバックといった車種に続き、外観を刷新。フロントグリルを大型化し、LEDヘッドライトのデザインを変更するなど、スバルの他モデルとの共通性を持たせたフロントフェイスに改められた。また、フロントバンパーは車両下部の空力的な流れを改善するため、下端部にエアダクトが備えられた。リアにおいては、リアランプの形状がC型の形状に変更され、ワイドなスタイルを強調させている。
安全装備やコネクティッド機能をアップグレード


走行性能においては、260馬力の2.4Lターボエンジンを搭載し、8速マニュアルモードとステアリングパドルシフトを備えた高トルクのリニアトロニックCVT(無段変速機)を組み合わせる。全車にシンメトリカルAWDとX-MODE(ヒルディセントコントロール付)、アクティブトルクベクタリングを標準装備し、道路環境への適応性を向上。さらに、地上高は他のSUVモデルと比べて8.7インチ高く設定したことも、悪路への適応性向上に繋がっている。
安全装備では、最新バージョンのアイサイトおよび広角単眼カメラを標準装備。カメラが追加されたことで視野が広がり、低速で交差点に進入した際に歩行者や自転車をより早く認識することが可能になった。また、前後左右のカメラの映像を合成して車両を俯瞰的なイメージで把握できるサラウンドビューモニターなども用意されている。
コネクティッド機能では、全車にタブレット型の11.6インチフルHDセンターインフォメーションディスプレイを標準装備として追加。AppleCarPlayやAndroidAutoをワイヤレスで利用可能としている。
このほか、3列目シートを擁するアセントならではの装備として、キャビンコネクトを新たに用意。この機能は、オーバーヘッドコンソールのマイクでドライバーや助手席乗員の声を拾ってリアスピーカーから送信するもので、ドライバーと3列目乗員とのコミュニケーションをよりスムーズに行える。
ラグジュアリーな装備を揃えたオニキスエディション


エクステリアやインテリアに多数の装備を追加したオニキスエディションでは、ブラックフィニッシュの専用エクステリアパーツ、バッジ、ブラックフィニッシュの20インチアルミホイールを装備。また、シートにはスバルスターテックス撥水機能付き素材を採用し、新たにコントラストカラーのグリーンステッチを施した。ルーフはパノラミックパワームーンルーフ(前席チルト/スライドガラス、中央席固定ガラス、パワーサンシェード)を標準装備し、開放感のある車内空間を作り上げている。