自動車にかかる税金
更新日:2021.02.10 / 掲載日:2014.10.10
車の税金を滞納してしまった場合の問題点と対処

goo-net編集チーム
車の所有者に課せられる「自動車税」は毎年4月1日に一年分の税金が発生し
5月に納税通知書が送付されます。
その年の曜日や自治体によって差はありますが、だいたい5月いっぱい、もしくは
6月の頭ぐらいまでが納税期間となっています。
納税通知書にある納税期限を過ぎてしまうと翌日から延滞金が発生してしまうのです。
7月には督促状が発行され、延滞金が追加された納税通知書が改めて送られてきます。
自動車税を滞納してしまった場合の問題点と対処
7月頃に発行される督促状もそのままにして自動車税を支払わないと
一体どのような問題が発生してしまうのでしょうか?
<延滞金が発生する>
どの税金もそうですが、税金を支払わないでおくと延滞金が発生します。
延滞金の率は毎年決まっているわけではなく毎年変わりますが、
とある例を参考にすると、例えば納付期限から1ヶ月以内では7.3%
2ヵ月以内では14.6%とおよそ倍の延滞金になります。
元金は1000円単位で計算され、100円以下の端数は切り捨てられますので
最初の1ヶ月分~2ヶ月分の延滞金は少なく感じますが
それ以降からはいきなり高額の延滞金という印象を受けるようです。
<車検が通らなくなる>
車検を受ける為には「自動車税納税証明書」が必要になるので
自動車税を滞納し続けると車検を受ける事が出来なくなります。
車検が切れたままの車を乗り続けると、道路交通法違反で言うところの
「無車検運行」で加点6と30日の免停となってしまします。
また、道路運送車両法では6ヶ月以下の懲役、または20万以下の罰金という
厳しい処罰が待っています。
差押えという結果となる前に、自治体の税事務所などに事情を話し、
払う意志を見せる誠意が必要となります。
もちろん、期限内に支払う事が一番大切ですので、日ごろから税金の事を意識して
自分のお財布を調整しましょう。