自動車にかかる税金
更新日:2014.10.31 / 掲載日:2014.10.10
車の税金の支払い期限について

goo-net編集チーム
税金には納税期限があります。
車に掛かる税金も例外ではなく、きちんと納税時期が決められています。
車の税金の支払い期限はいつか?
それを過ぎてしまうとどうなるか?など、支払い期限に関するお話をしましょう。
「重量税」と「自動車取得税」について
車にかかる税金のうち「道路特定財源」と呼ばれている「重量税」と「自動車取得税」は
それぞれに車検時、車購入時、名義変更時に掛かる税金なので、
特に期限があるわけではなく、費用がかかるさいに一緒に徴収されます。
自動車取得税は新車購入時と名義変更時にかかるだけですが、
重量税は1年毎に課せられる税金ですが、2年おきに行われる車検時に
2年分の税が課せられます。
重量税を支払わないと車検が通らない仕様になっている為、
まず支払いそびれる事がない税金とも言えましょう。
自動車税の支払い期限について
自分で支払いに行く必要があり、支払い期限が設けられている車の税金は「自動車税」だけです。
自動車税は車の名義人となっている人、つまり車の持ち主に課せられる税金で、
毎年5月初旬に納税通知書が手元に届きます。
自動車税の支払い期限は基本的に納税通知書に記されていますが、
その期限はその年の曜日などで若干の違いがありますが、概ね一ヶ月前後となっています。
つまり5月中にきっちり支払ってしまえば納税期限が過ぎることはないでしょう。
とはいえ、5月は大型連休やボーナス前という事もあり、普通自動車なら数万円かかってしまう
自動車税をなかなか支払えない、という人も多いようです。
自動車税の支払い期限が過ぎるとどうなるか?
自動車税を支払わずそのままにしておくと、7月頃に「督促状」が届きます。
この督促状が届くと最初に来た「納税通知書」ではコンビニなどでの支払いができなくなります。
督促状には延滞金が加算された納税通知書が一緒になってますので、
以前の納税通知書では金額が変わってしまうというのがひとつの理由です。
延滞金は1000円単位で加算され、100円単位は切り捨てとなりますが、
延滞するにつれ金額が多くなってゆくので早めの支払いをおすすめします。
経済的に厳しい場合であったら分納も可能なので、自治体の税事務所に相談してみましょう。