自動車保険
更新日:2023.07.14 / 掲載日:2016.10.31

事故後に良くあらわれる症状と注意点について

事故後に良くあらわれる症状と注意点について

goo-net編集チーム

車を運転していて最も避けたいことが、歩行者や自転車との人身事故です。

事故の程度により怪我の症状もさまざまですが、事故の当事者になった場合、
事故後の救護や処置によって、できるだけ怪我を軽減させ長期化させないことが重要です。

ここでは、事故後の良くある症状と注意点について見ていきましょう。

交通事故の後に良くあらわれる症状とは

事故直後は興奮状態にあり、すぐには出にくい症状として代表的なのが、むち打ち症です。

むち打ち症は、頸椎ねん挫の俗称で、何らかの強い衝撃が加わることにより、
首と身体が違う方向へ動こうとすることから、むちの動きに例えられ、
そこから発症する様々な疾患を「むち打ち症」と呼ばれています。

症状は首の周囲の打撲、ねん挫、骨のずれ、骨折など、
原因はさまざまであり、程度も一様ではありません。

いずれにせよ、むち打ち症は事後直後や当日は自覚症状がなくとも、
翌日以降に症状が出ることが多いようです。

むち打ち症の原因にもよりますが、
めまい、吐き気、頭痛、睡眠不良、食欲不振、首周辺の痛みなど、様々な症状となって現れます。

中でも骨と骨の間の椎間板の変形による骨のずれは、完治までの長期の治療を要する場合があり、
神経の圧迫から手足のしびれや脳障害にも繋がる恐れがあるので、
軽度の場合でも注意が必要です。

交通事故後に症状が出た場合の対応・対処方法とは

事故後、時間が経ってから症状が出た場合、どう対応対処すればいいのでしょうか?

まず、医療機関で受診をし、レントゲンや問診を通して、
身体の部位に異常がないか診断してもらうことです。

その上で、骨のずれやそれ以外の異常個所が見つかったら、治療により完治させることが重要です。
軽度だと自分で判断すると、徐々に重症化する恐れがあるので注意しましょう。

また、自分が被害者の場合は、加害者側へ治療費の請求をするために、
受診した医療機関から診断書を作成してもらいます。

そして、請求の窓口が加害者本人なのか保険会社経由なのか、事前に確認し、
いずれかに、診断書を添えて治療費を請求します。

もし、請求の窓口が加害者本人であってスムーズに話が進まない場合は、
弁護士もしくは警察署に持っていくことで、事故の当事者である、
事故を起こした側に損害賠償という形で医療費を支払ってもらうことも可能です。

なお、事故の過失の割合によっては、治療費の全額は請求できないので注意しましょう。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

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