アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2019.02.05 / 掲載日:2016.10.12

キャンピングカーに必要な装備や必需品にはどんなものがあるのか

キャンピングカーに必要な装備や必需品にはどんなものがあるのか

goo-net編集チーム

車の中で家と同じような生活をしながらあちこち旅ができるキャンピングカーに、
憧れる人は多いのではないでしょうか?

しかし、キャンピングカーの仕様は様々なため、車中泊ができるとはいえ、
必ずしも装備まで至れり尽くせり揃っているわけではありません。

では、キャンピングカーに必要な装備や必需品にはどのような物があるのでしょうか?

キャンピングカーで一番重要な装備は「電源」

キャンピングカーの装備といえば、トイレやベッド、冷蔵庫、
エアコンなど生活必需品が頭の中に浮かびますが、
何よりも大切なのはそれらを動かすための「電源」となります。

キャンピングカーで装備を揃えるためには、まず電源の確保から考えないとなりません。
そのために車内に「サブバッテリー」を搭載します。

サブバッテリーは車のメインバッテリーとは別の物で、
通常何度も充電できる鉛ディープサイクルバッテリーや、
リチウムイオンバッテリーのことを言います。

充電は家庭用コンセントから充電器を使って行います。
車の走行中にメインバッテリーから、
アイソレーター(サブバッテリー用のチャージャー)を介して充電することも可能です。

さらに、サブバッテリーで作られる直流の電気を家庭用に交流するために、
「インバーター」も必要となります。
この装備があって初めて車内で冷蔵庫やエアコンなどの電化製品が使用できるようになるのです。

とはいえ、エンジンが停止している状態では、
サブバッテリーの電気容量が足りなくなる場合があります。
そんな時はソーラーパネルを使って電気を作るという方法もあります。

以前は別途購入して取付けることが必要でしたが、
最近ではソーラーパネルが標準装備されているキャンピングカーも増えているようです。

このように、電源の確保を万全にして初めて、生活用の装備品を考えることが可能となります。

キャンピングカーにあった方が良い設備とそれぞれの設備のメリット・デメリットとは

電源以外でキャンピングカーにあった方が良い設備としては、以下のアイテムが挙げられます。

冷蔵庫

現地で調達した食料の保存や宿泊先で冷たいビールなどを楽しみたい場合、
冷蔵庫は必需品と言えます。

広いキャンピングカーならば家庭用冷蔵庫をそのまま設置できますが、
蓋を持ち上げるだけの簡易的な冷蔵庫でも十分役に立ちます。

何かと頼りになりメリットも多そうな冷蔵庫ですが、
貴重な電気を消費するというデメリットもあります。

サブバッテリーでは足りなくなる場合も想定できますので、
旅慣れた人はクーラーボックスに氷だけを入れるなどして代用しているケースもあります。

コンビニやスーパーなどの氷が手に入りやすい場所での旅ならば、この方法もおすすめします。

エアコン

車中と言っても、年中快適に過ごすためにはエアコンも必需品となります。

一般的なキャンピングカーであれば家庭用のルームエアコンがおすすめですが、
こちらも電源供給へのデメリットがあるため、
購入する場合は必要最小限の能力を持った省エネ機能付きのエアコンを選ぶようにしましょう。

ベッド

車中泊にベッドは必需品ですが、
走行中にドライバー以外の人がベッドで寝るのはあまりおすすめしません。

万が一事故にあった場合、追突されても寝ていたために、
保険が適応されなかったというケースもありえるのです。
車内で寝る場合は、必ず停車の状態でというのが原則です。

ベッドの代わりに布団を持ち込んでも、
就寝時以外は車内を広く活用できるので一度検討しても良いかも知れません。
特に羽根布団は軽くて保湿性もいいので一枚持っておくと大変便利です。

キャンピングカーにシャワーとトイレは必要か?

キャンピングカーの設備でたびたび話題にされるのが「トイレ」と「シャワー」です。
この二点はあれば大変便利で快適な旅の助けとなることは間違いないのですが、
どちらも「水」が必要となってきます。

例えば1回シャワーを浴びるだけでもお湯は数十リットル必要となってきますし、
それ以上の「排水」も抱えることになります。
重量的に車の負荷となるどころか、日本の場合は排水の廃棄場所も問題になります。
トイレも同様で、汚水タンクも一緒に積み込むことになります。

日本国内を旅するなら、よほどの山奥にでも行かない限り、
キャンプ場や観光地にトイレは完備されていますし、
日帰り温泉や温浴施設も充実していることがほとんどです。

給水はもちろん、汚水や排水をどうするか考えて旅をするよりは、
施設を有効利用した方が精神的にも楽で旅もより楽しくなると言えるでしょう。
シャワーとトイレは本当に必要かどうか検討されることをおすすめします。


キャンピングカーにサブ電源や冷蔵庫、エアコンなどを設置する場合は別途設置費用がかかります。

また、しっかりとした固定の必要性や電源供給の問題もあるため、
自分で取付けることに不安がある人は、
キャンピングカーの設備取付のプロに任せるのがおすすめです。

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ