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更新日:2019.02.05 / 掲載日:2016.10.07
キャンピングカーの種類や特徴にはどんなものがあるのか

goo-net編集チーム
ちょっと遠出しようと思い立った時に、
ホテルや旅館を予約しなくても、すぐ出かけられるのがキャンピングカーの良さですね。
自由気ままに旅をする上では最高の相棒と言えるでしょう。
そんな便利なキャンピングカーですが、実はいくつか種類があるのをご存知ですか?
キャンピングカーの種類によって特徴も異なりますので、
キャンピングカーの購入を考えている方は参考にしてみてください。
キャンピングカーとは
キャンピングカーとは寝泊まりや炊事ができる設備のついた車のことです。
特殊車両として8ナンバーを取得しているものや普通車のまま設備を備えたものもあります。
最近では駐車スペースや経済的なメリットから、
軽自動車をキャンピング仕様にした車種も人気があります。
キャンピングカーの種類と特徴
キャンピングカーの種類はいくつかありますが、
元々何の車をベースにしているかによって種類が分かれます。
1. バンやワゴンをベースにしたバンコン
キャラバンやハイエースなどのバンやワゴンをベースにしたキャンピングカーのことを、
バンコンと呼びます。
キャンピングカーに改良していく際は、元々の車両の内装に手を加えていきますが、
バンコンではオリジナルの車両をそのまま使うことができます。
外から見た感じが普通のバンとほぼ変わらないタイプもあり、公道を走る時も違和感がありません。
また、そのまま使えることから製作コストも抑えることができるため、
比較的購入しやすい価格が特徴です。
2. 荷台の部分を居住スペースに改良したキャブコン
トラックの運転席のことをキャブと言いますが、
本来の荷台部分を居住スペースに改良したものをキャブコンと言います。
見た目はいかにもキャンピングカーと言った、箱型スタイルになります。
居住スペースが広く取れる上に、
運転席とは独立したスペースになるので内装のカスタマイズの自由度が高くなります。
価格はバンコンよりも高価になります。
3. マイクロバスなどをベースにしたバスコン
マイクロバスなど、バスをベースに改良した中~大型キャンピングカーをバスコンと言います。
重量のあるキャンピングカーを支えるボディの骨格もしっかりしており、
スペースも広く取れるので乗り心地もよく快適に過ごすことができます。
装備や内装が豪華なものが多く、ラインナップも比較的高価な車が多いのが特徴です。
4. 軽自動車をベースにした軽キャンピングカー
軽自動車を改良したキャンピングカーを軽キャンピングカーと言います。
軽キャンピングカーと一口に言ってもその種類は多く、ワゴンタイプのものや軽トラック、
ワンボックスカーなど様々な軽車両をベースにしたモデルが販売されています。
キャンピングカーのメリットとデメリットとは?
キャンピングカーのメリットはなんと言っても居心地の良さです。
居住スペースは寝泊まりや食事が快適に行えるような設備が整っているため、
普通車での車中泊とは比べ物にならない快適さが特徴です。
ホテルや宿泊先を気にせず移動ができるので、思い立った時に気ままに長距離旅行ができます。
渋滞に巻き込まれても独立した居住スペースでのんびりできる上、
トイレ設備を備えていれば渋滞時に慌てることもありません。
デメリットとしては維持費がかかることが挙げられます。
任意保険に加入する場合、普通車より保険料が高額になりますし、
保険会社によっては加入が断られるケースがあります。
また、設備メンテナンス等に費用や時間がかかることも挙げられます。
維持費だけを見ると普通車より高いイメージがありますが、
外泊が多い人は宿泊費を浮かせることができるので、使い方によってはお得かも知れません。
充実したライフスタイルを楽しむ方法として、
キャンピングカーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。